夏の防除
2022.07.04(20:45)
挿し苗を直前に控えている苗たちの防除作業。この時期の暑さに、全身雨ガッパはなかなか酷だった。



夏場の苗作りは本当に難しい。
温度も湿度も高いので菌や虫はウジャウジャ沸いてくる。
散布のタイミングも、薬害の危険性があるので
早朝か夕方しかない。
防除の経験は9年目。
まだわからないことは多い。(展着剤とか
今夏の苗作りでは、昨年苦しめられた憎き炭疽病への対策として、良い生物農薬を見つけた。
良い菌を撒くと効果があるようだ。
菌には菌! ~明日もボンボヤージュ~
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よつぼし鉢上げ
2022.06.24(22:03)
よつぼしのプラグ苗が届いた。
全部で4060本もの苗数。
段ボール2個に収まっている程コンパクト。



植え付けは非常に簡単。
ポットの土にペンで穴を開け、ポンポン植え付けられる。

新しいビニールハウスへようこそ!
共に未来へ羽ばたこう ~明日もボンボヤージュ~
鉢上げ体制
2022.06.16(21:03)
来週半ば、種子型品種の苗達が到着する。来作のいちごの育苗が本格化してくる頃だ。
届く苗数は約4,000本。
60cm×30cmの水稲育苗箱サイズに、406本詰まったコンパクトな苗姿で。

【去年の過去ログから】
種から作られている品種になる。
非常にミニマムな苗なのが面白いポイント。

苗を受け入れる為の下準備。
培土入りポットが風や野良猫による被害で培土が飛び散ってしまい目減りしていた。
弟に補充してもらい散水テスト。

今月の頭に育苗ハウス内除草の手助けもあり、圃場衛生はgood。
新品のビニールハウス、ほぼ新品の床、新品の育苗棚に新品のポット、新品の土、全てが新。
受け入れ体制はバッチグーだ。
上手くいくはず ~明日もボンボヤージュ~
苗場の様子【動画】
2022.06.04(20:51)
挿し苗作業まで残り1ヶ月。
残り1ヶ月なので短期目標。
20,000本の子苗を
病気もなく徒長もなく
目標数量を確保すること。
5~6品種あるのでとりあえず最低限の数量確保が軸となる。
いちごにとって大敵である高温、高湿度、密植による通風性の悪さによる健康状態の悪化を招く危険性に神経を使う時期になってくる。
炭疽病のリスクが常に付き纏ってくるので気を引き締めて参りたい。
来シーズンの要 ~明日もボンボヤージュ~
ナイアガラ育苗の水遣りの様子
2022.05.29(22:48)
親株への水遣り。毎日の仕事である。プランター1個ずつにシャワーノズルで水をあげながら、いちごの株を観察してご機嫌を伺う。
昨年は病気で痛い目に遭っているので、さすがにチェックの目は厳しくなった。
アナログな水管理ではあるが、今はこれが最適な手段だ。
今年は肩が痛い目に遭いそう ~明日もボンボヤージュ~
炭疽病ではない
2022.05.27(20:40)

葉に異変のあった親株の検査結果が出た。
【原因不明】という結果だった。
炭疽病、じゃのめ病、葉枯病は検出されなかった。
何やら生理障害の可能性があるらしく、亜鉛過剰やマンガン過剰などの、重金属過剰 or うどん粉病の兆候らしい。
苗作りは今シーズンでまだ7回目。6年、6作しか経験がない。正直まだまだわからない事が多い。
思い込みとは怖いもので、~病だと決め付けてしまえば~病との認識で対策を打ってしまう。
要するに偏見のようなもの。盲点にもなり得るし、間違いに気付けないのは恐ろしい。
数値化する事で簡単に客観的視点で見られるようになる事を忘れないようにしたい。
セカンドオピニオンって大事 ~明日もボンボヤージュ~
ポット土詰め&配置完成
2022.05.26(21:40)
40日後の挿し苗に向け、ポットに土を詰めて育苗ハウスの育苗棚に設置している。
作業人員が3名に増えた為、
作業の進捗は大幅にスピードアップ、
今週中に仕事のケリを付けることができた。
製造業出身のSUZUKIさんの要領の良さには助けられている。今回はとてもいい勉強になった。

6月も目前、ビニールハウス内の室温は27℃を越す季節。
風が吹く時期もあって大汗で済んでいるが、
暑さとしてはまだまだ序盤。
来週から熱中症対策として休憩中のアイスとドリンク飲み放題を取り入れようと思う。
効率化とひらめきは息抜きから産まれる ~明日もボンボヤージュ~
追い込みのポット土詰め
2022.05.25(20:20)

ポットに土を詰めている。
"今週中に終わらせる病"にかかって2ヶ月弱、ようやく終わりが見えてきている。

新しい助っ人のSUZUKIさん、弟と共に、業務も爆速。
今週こそ決めちまおう ~明日もボンボヤージュ~
いちごの診断
2022.05.24(20:32)

ここ1週間、毎日親株に水を与えながら観察しているのだが葉に紫色の斑点が見られる。
死の病、炭疽病となると来シーズンに計画している品種構成が全て崩れてしまう。
手に入れられるだけの苗になるだろう。
品種構成が崩れる事はまだ可愛いもので、
そもそも論、苗を定植出来るかどうかが危うくなる。
なので急遽、中央農業改良普及センターのいちごに詳しい方に検査を依頼した。結果は今週中。
うどんこ病か、じゃのめ病か、輪斑病か、炭疽病か、それとも他の病気かの数パターンの中にはなるのだが、何なのかで処方が変わってくる。
試練が続く ~明日もボンボヤージュ~
ナイアガラ育苗の様子
2022.05.22(20:15)

今年の冬場に作ったナイアガラ育苗システム。
絶賛稼働中である。
いちごの苗作りは、親株からランナーというツルを伸ばし、先端の子苗を苗として使う。
ナイアガラ育苗は、ランナーがまるでナイアガラの滝に見えることから、ナイアガラ育苗と呼ばれるシステムとなった。(たぶん)
ランナーの生育は今のところ順調。
まだ1/10程だが。
約40~50日後には、約20,000本の子苗をポットに植え替える"挿し苗"作業が控えている。
7月10日前後に一気に行う作業なので、アルバイトの募集も始めた。
今年から10人くらいの助けが必要になる。
一緒にいちご作りをしてみたい方はいらっしゃいますか? ~明日もボンボヤージュ~