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蔵の助の最期

2019.05.20(20:43)
昨晩、蔵の助がこの世を去った。

普段通り寝ているかのような表情で、眠るように旅立って行った。

悲しみに暮れた時こそ、立ち止まるよりも、前に進まなくてはならない。
命ある限り、今後も同じ様な事を経験する場面があるだろう。
そんな時、蔵の助が心の手助けをしてくれると思う。

彼との思い出は、永遠に私達の心の中で生き続けていく。

安らかに眠ってくれ ~明日もボンボヤージュ~
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蔵の助の山場

2019.05.19(22:35)
自宅で飼っている蔵の助(19歳)。

数ヶ月前から容体がよろしくなく、獣医師さんに診てもらっていた。
結果的に、体内の内臓の機能が低下していて、血液検査の数値も酷い状態にあった。
7キロあった体重は3キロ近くになり、歩く事もままならない状態が続いていた。

その後、状態は悪くなる一方で、日に日に衰弱していた。
食欲は落ち、排泄も難しくなり、自宅の階段の登り降りも難しくなっていった。


つい先程、母が泣きながら食卓に付いたので、事情を聞いたところ、ついに蔵の助が立てなくなったとの事だった。
蔵の助の顔は、表情の筋肉すらもたるんでしまっていて、舌を出し、苦しそうに呼吸をしている状態だ。
数日前に1度元気になり、一安心していた矢先の容体悪化となった。
最悪、今晩中に亡くなってしまう可能性もある。


19年間、蔵の助に連れ添って来た母は、ぐったりとした蔵の助を抱きながら、

「じゃあねー、蔵の助。。。」

と話しかけ、蔵の助が毎日おねだりしていた大好きな外の空気を感じてもらおうと、抱えたまま玄関から出て行く。

そんな母の背中を見守る事がとても辛い。

覚悟はしておきたい ~明日もボンボヤージュ~

そろそろ100歳

2019.04.13(22:21)
まだまだ元気な蔵の助。
現在、19年と半年程なので計算上94歳になる。



猫の年齢を人間に置き換えると、20年で96歳、21年で100歳になるそうだ。

猫は、逆さまの状態で高い所から落としても、反転して見事に着地出来ると言われているが、それは若い猫だけで、高齢になればほぼ不可能に近くなる。

他人の飼い猫と遊ぶ際は、人懐っこくても、可愛くても、自分の気分で欲求を満たす事は良くない。
動物の見た目で年齢を把握出来る人は非常に少ないと思うので、遊んだりする際は、動物からの視点で物事を考える事を忘れないでほしい。

猫好きなら特に気を付けて欲しい ~明日もボンボヤージュ~

ブラッシングタイム

2018.10.17(21:33)
久し振りに秋晴れの過ごしやすい日になった。
こんな日は外に出たくなるもだ。

その気持ちは、猫も一緒である。
日々寝て過ごしている当園の長老、
蔵の助が外に出たがっていた。
仕方なく出してあげると、ブラッシングのオネダリをされた。

しばらく構ってあげられなかったので、久々にブラッシングをする、、、



ポカポカ陽気の中、猫専門のブラシに喉を鳴らし、顔を擦り付けてくる。

相当気持ち良いらしい。

またやってあげるね ~明日もボンボヤージュ~

ブラッシング

2018.09.26(21:06)
酷暑が過ぎ、とても涼しくなった。

毎日通院している愛猫の蔵の助だが、調子は良い様子だ。



歳をとった猫は、自分で毛繕いが出来なくなってくるもので、よく毛繕いをねだってくる。
主に、動物好きの父がブラッシングをしているのだが、毎日となると結構大変かもしれない。

思い遣りが大事 ~明日もボンボヤージュ~

オリンピックのシート

2018.08.17(20:29)
ここ数週間、蔵の助の調子がよろしくない。

ほぼ毎日のようにクリニックに通院し、点滴を打ってもらっている。



自宅のリビングにある、私のオフィス的な役割を担っていたふかふかソファーは、彼の占領下に戻ってしまった。

だが、年上には敬意を払わなければならない。
ここは我慢しようと思う。

蔵の助も90歳過ぎだ。
年寄りの猫は1日の大半を睡眠に費やすらしい。
今日も殆ど寝ていた。

東京オリンピックは、一緒に観戦したいと願っている。

シートは予約済みだ ~明日もボンボヤージュ~

蔵の助くん

2018.07.01(21:42)
  我が家では長生きの猫がいる。

蔵の助(くらのすけ)18歳だ。
  猫の18歳は、人間で言うと90歳くらいになる。
かなりのご高齢である。
  蔵の助くんを飼ったきっかけは、18年前の11月、母が街で飲んでいた時、ビルの外に居た猫がお店の中に入ってきたそうだ。
その猫は、お客さんの膝の上に乗ったりしていて、とても人懐っこかったようだ。
やせ細っていて、冬も待ち受けていた。
首輪もない子猫だ。
誰も引き取る人が居なかった為、母が連れて帰って来たのがきっかけである。
  蔵の助くんの18年間は、三食昼寝付きは当然、寝床はふかふかのベッド、年間を通して快適な空調と、365日24時間自由な暮らしだ。
2年前に糖尿病を患い、今では1日2回のインスリン注射をしてくれるお抱えの医者付きだ。
本当に、いい人に拾われたね  ~明日もボンボヤージュ~
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プロフィール

北上いちご園農園主

Author:北上いちご園農園主
岩手県北上市にある観光いちご園、北上いちご園農園主のブログです。

このブログは、元船乗りを経て2014年に新規就農した農園主が、
農園の様子や、いちご作りの様子等を紹介しています。


※ボンボヤージュとは、
船出の際、「よき航海を!」
と、旅立つ人々への挨拶です。

ホームページは、下のリンクにあります。

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