恋しいヒカリ
2022.01.06(20:35)
ニュースでご存じの通り、首都圏で雪が降ったそう。鼻で笑いながら見ていたが、北海道在住の方から映る東北を見ると同じ気持ちに思うのだろうか。

寒気の影響なのか、珍しく日中ずっとお天道様が見えていた。
しばれる時は思いの外、晴天になるのだ。
そんな有難い日差しに呼応するかのように、ハウス内の西洋ミツバチも珍しく顔を覗かせた。

思わず、
「引きこもってないで出ておいで?」
と声を掛けたくなるような情景だった。
西洋ミツバチは、丸一日中晴天が続かないと飛ばない事が多い為、今の季節に飛んでいる姿は結構珍しい。(よく晴れる地域は大体飛ぶ)
いちご作り初年度、1ヶ月間ミツバチが全く飛ばなかった事がある。
その後1ヶ月間いちごが採れなかった苦い思い出が蘇ってきてジンマシンが出てくるような想いである。
当園以北のいちご農家が、昭和後期にどのようにしてミツバチを飛ばして受粉させていたのか不思議に思う。
植物も動物も、太陽のエネルギーやリズムには大きな影響を受けている。
晴れた日には外に出て情緒を整えるようにしたいものだ。
光を貫く闇はない ~明日もボンボヤージュ~
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1発目の寒気
2021.12.13(18:42)
今シーズン1発目の寒気が訪れた。
暦の「大雪」が過ぎると本格的に雪が降ってくる頃だと祖母は語る。
秋から続いてた外仕事が片付いてから数日で吹雪。
ばあちゃんの知恵袋の的中、恐るべしである。

1発目の寒気と同時にトラブルも発生した。

ハウス内で自動で開閉する保温カーテンが、人的ミスで作動していなかった。
一晩中、重油が垂れ流されていたような状態だった。
残念無念。
自動にも欠点はあるのだ。
いちごの販売も予定よりも少し先になりそうだ。
雪はまだ序の口 ~明日もボンボヤージュ~
大雨予測
2021.06.15(20:57)
ここ数年、豪雨や豪雪などの自然災害が短期集中的に起こるようになっている。自然災害への備えというものは、常にしておきたい。
起こってからでは遅いものである。

岩手県内では今日、数年に一度の豪雨に見舞われた。
紫波町や奥州市では、1時間あたりの雨量が100ミリを超える豪雨だったようだ。
当園のある北上市でも落雷や集中豪雨が原因なのか、緊急車両のサイレンが当園のすぐ側である国道4号線で鳴り響いていた。
大雨は、事前に天気予報で知っていたので本圃と育苗のビニールハウスの換気部と出張産直所の窓を閉められるようにスタンバイしていた日だった。
いつ何時、豪雨が襲ってくるかわからないので、空模様を気にしながら。
体は休めたが、気は休まらなかった。
天気を味方にする事業をしている身としては、こういった不安定な天候はなかなか精神的にくる。
スマホの雨雲レーダーによって、ある程度の大雨を分単位で予測できるようになっているので、
時間的余裕は確保し易くはなった。
ただ、備えに対する現代の情報ツールが揃っていたとしても、急激な自然の脅威には敵わないものだと思う。
出来る備えは出来るだけ"今"しておきたい。 ~明日もボンボヤージュ~
自然
2021.02.14(20:39)
昨晩の大きな地震、皆さんはご無事だったでしょうか?私は、
「さぁーて寝るかー。。。」
ってタイミングで携帯電話の緊急地震速報が鳴り響きました。
揺れが収まり、直ぐに本圃ハウスを巡回。

すると、
ハウス内の温度等を均一にする為の循環扇がズレていたり、いちごの根を温める地下暖房機がエラーになっていたくらいで済みました。
今回の地震は、眠気が飛ぶレベルでビックリしました。
心臓に悪いのであまり起こらないで欲しいものですね。
さて、貴重な晴れの日が4日間続いてくれたお陰で、いちごの実は絶好調です。

これから1週間は、いちごの実が少ない悩みを抱えなくて良さそうですが、
週間予報では、毎日雪マークが続いているので、
春はもう少し先になる模様です。
今シーズンデビューの桃薫も、数日で完熟し、出張産直所にちょくちょく出させていただきますのでよろしくお願いいたします。

天候が良い素晴らしさと、地震の怖さには、自然と共に生きているという実感が改めて得られた気がしています。
何も起こらない日常には面白味が無いもの ~明日もボンボヤージュ~
7日間のbc
2021.02.08(20:44)
先月1月から1ヶ月間の天候を記録している。結果、マトモに晴れた日は7日間。
1ヶ月間で1/4しか晴れていないという事実が判明した。
昨年12月よりは2割程マシだったが、
依然としていちごの実の登熟スピードは遅い。
おまけに例年よりも寒い。
いちご作りの経験はまだ5年と浅いのだが、経験則として1月下旬になれば、冬至から約1ヶ月が経過する為、日射も強くなる傾向にある。
しかし、肝心の太陽光が雲に遮られてしまうと元も子もない。

断腸の思いだが、いちご狩りは天候の回復が見込める今週末まではお休みさせていただく。
2月11日は祝日なので、開園を望む多くの声をいただいていたが、天候の問題に関しては致し方がない。
週間予報では11日以降、晴れる日が見込めるので週末の開園をお楽しみにお待ちいただきたい。
今シーズンから出張産直所では、毎日休まずに朝採りいちごをご用意させていただいているので、いつでもお求めいただけます。
ちなみに、タイトルの「bc」は、航海日誌の天候欄に記載する時の記号です。
雲の量が25%~75%以内の時に使われるそうです。(さっき調べました)
心から天候が晴れる事を願う今宵 ~明日もボンボヤージュ~
除雪&いちごの様子
2020.12.17(22:56)
この3日間、北上市で雪が降り続いている。降り積もった雪は本圃ビニールハウス側面に蓄積。
背丈くらいの高さまでになったので、一度除雪をした。


ビニールハウスの側面一杯まで雪が蓄積した場合は倒壊する恐れがある。
鉄骨製のビニールハウスといえど、いつまた大雪が来るかは全く分からない。
2年前程に購入しておいた除雪機の操作に四苦八苦しながら、なんとか除雪ができた。
いちごの様子はというと、雪の影響を少し食らってまだまだ赤い実が確認できない。



直売所での販売は年末~、いちご狩りの開園は1月10日以降になると思う。
冬至+雪となると、いちごもなかなか大変だと思う。
除雪しながら思ったが、スタッドレスタイヤが不要の地域は本当に羨ましい。
やっぱ北上は雪が多いなぁ ~明日もボンボヤージュ~
初雪かな
2020.12.14(21:13)
北上市で初雪?が降った。

誤解のないように言っておくが、
"このくらいの雪が降って初雪"
が北上市民の感覚。(だと思いたい)
日最低気温も氷点下3~4℃くらいまで下がるようになってきた。(暖房費がイタい)
冬至も約1週間後に迫った。
しかも一年で最も日照時間が少ない時に寒波が到来するそうだ。
このくらいの積雪なら、ちょうど小学生くらいの時に思う存分雪遊びが楽しめる。
20年程前ならハッピーな日になっていたと思うが、今の立場では当然真逆だ。
薄々感じていた事が現実になった。
大人は雪が嫌いだということを。
雪をエネルギーに変えられる人いませんか? ~明日もボンボヤージュ~
赤い日没
2020.06.17(20:52)
昨日の日没前。やけに辺りが赤くなったので空を見上げた。

すると、雲が赤く染まっていた。
ちょっと不気味に感じたが、これは虹と同じ仕組みで光の屈折角度や大気中の不純物の影響でこう見えるものなのだと思う。
最近、地震も多く感じているので、
災害だけは御免被りたい。
夏によく見るのはなぜ? ~明日もボンボヤージュ~
30℃超え
2020.06.08(21:02)
明日と明後日の気温。北上市の最高気温は30℃を超える予報だ。

いちごは、比較的低温と多湿には強いのだが高温と乾燥には弱い。
特に高温は、病気のリスクが高まる上、
子苗の発育が停滞する恐れもある。
既に苗のハウスが心配である。
冬場から続く季節外れの高温は、これからも続くのだろうか?
暑さはまだまだ序の口? ~明日もボンボヤージュ~