井戸水の鉄分濃度測定 【報告書】
2019.06.25(21:49)
掘削に失敗した2本目の井戸。まだ1度も行っていなかった鉄分濃度を測定した。
来月に届く徐鉄装置を接続する井戸は、
約5年前に掘削した1本目の井戸と、昨年掘削した2本目の井戸と、いずれかの水質の良い方の井戸水を採用する。
井戸水の吸い上げには、エンジンポンプを用いて吸い上げた。

「共立理化学研究所のパックテスト(鉄分用)」を使用し、鉄分濃度を測定する。

チューブ内には、o-フェナントロリンと言う名称の粉状の化学物質が入っていて、水を含ませると発色する性質を持っている。
この化学反応を利用して、発色した色の濃度で鉄分濃度を判断する。

結果は、鉄分濃度 5~7.5 ppm。
これは、1個目の井戸と謙遜ない結果となった。

1個目の井戸は、ハウスを建設する前に掘削した井戸でハウス内にある。
冬季間の凍結による配管の破損及び、施工作業の容易さを考慮し、1個目の井戸に徐鉄装置を取り付ける事が最適であると判断した。
ヤフオクで井戸ポンプ落とそう ~明日もボンボヤージュ~
スポンサーサイト
井戸掘り 仕上げへ
2018.12.30(21:40)
井戸の仕上げをしている。ポンプで水を吸い上げ、パイプ内の砂を取り除けば完了である。

水量は豊富で、毎分60リットルの水を一日中汲み上げても枯れない。
水質は残念ながら、「金気(カナケ)」を含んだ水なので、鉄分が多く、潅水チューブを使う農業には不適だ。

水量が非常に多いので、水に困る事は一生なさそうだ。
せっかくなので、この水で湖でも作ろうかなと思っている。
バーベキューや釣り、ジェットスキー。
湖の側にはコテージがあり、休日に近場で非日常を体験できる。
湖を滑走路として使えれば、水陸両用飛行機で、どこにでも飛んで行ける。
地中を掘削して夢を見た石油、天然ガス、メタンハイドレード、ダイヤ、金脈、etc、、、あるが、
"金気"という金脈を当てた。
鉄だけど。
井戸掘り 完 ~明日もボンボヤージュ~
井戸掘り 水質調査
2018.12.26(20:39)
井戸を掘り終えたが、ダメ元で水質を調べる事にした。深さ15mと、21mの部分に砂の層が確認されたので、その部分から水を吸い上げてみる。
地中にパイプを挿入してみないと、水の有無はおろか、水質もわからないので、地層の深さに合わせて切り込みを入れたパイプを埋める。

(この溝から水を吸い上げるそう)
1度目に掘削した井戸水の鉄分よりも濃度が少ない水が湧く事を期待している。
少しでも水質が良ければ、徐鉄装置を導入した場合に役に立つかもしれない。
万に一つ、水質良好ならば、遅れて届くクリスマスプレゼントとして受け取ろう。
サンタさん通れるのかな、、、 ~明日もボンボヤージュ~
井戸掘り終了
2018.12.20(20:25)
井戸掘りを終えた。結論から申し上げると、水は湧かなかった。残念無念である。
掘れど掘れど、粘土ばかりが出土し、ついに計画深度30メートル地点に到達した。
水が湧く傾向があれば、50メートルくらいまで掘り進める延長プランも考慮していたが、それもないので損切りという決断に至った。
今回の井戸掘りが無駄だとは全く思わない。
やってみなければわからない事を実行し、やってみて学んだ事は明日の糧になる。
気持ちを切り替えて、前に進みたい。
立ち止まって考える暇があれば、本当は幸せなのかも知れない。
徐鉄装置編へ 続く ~明日もボンボヤージュ~
井戸の進行
2018.12.18(20:53)
井戸掘りが着々と進んでいる。深度5メートル付近で砂利の層に当たり、多少難儀したが、無事に突破した。
地層は、表土→粘土→砂利→粘土→土→粘土と、水が湧く気配が全くない。

(青砂利。地下水の流れによって石が削られ、丸い石になる)

(粘土。水の有無は絶望的な素材)
井戸の職人の方も、長年の知識及び経験上、水が湧く傾向ではないそう。
まだまだ、青砂利→粘土→青砂利→粘土と、コンボが続く予感がするとの事。
対戦系ゲームでハメ技を食らっているかのような煩わしさ、擬かしさのようだ。
ファンダメンタル的には完全に弱気だ。
井戸掘りを決断した時は、「30メートルまで掘る!」と、断固決意していたが、徐鉄装置の導入プランを練り始めた。
石油や天然ガス、金脈、鉱物、メタンハイドレード等々期待できると鼻で笑っていた自分はどこに行ったのだろうか。。。
しかし、希望はある。
現在、震度は14メートル。まだまだ半分も掘っていない。
もう一度言っておこう。
「掘ってみなければわからない」
常に、やるかやらないか ~明日もボンボヤージュ~
井戸掘削工事開始
2018.12.15(21:11)
井戸掘りが始まった。
さて、何が湧いてくれるのだろうか。(目的は水)
明日には10メートル程掘削が進む。
前回掘削した時は、粘土層→青砂利層→断念
結果、4.5メートルで終了したのだが、今回は最大で30メートルまで地層を調べる。
途中で良い水質の水が確保できれば合格だ。
良い水が湧くパターンは、青砂利層(鉄分が酸化していないので金気水(鉄分が多い)になる)から赤砂利層(鉄分酸化後の砂利なので良い水が期待できる)や、砂の層が確認出来ると水が湧く可能性が濃厚になる。
水が湧かないパターンは、青砂利層→粘土層→青砂利層と、繰り返した場合は期待できない。
最悪、天然ガスやメタンハイドレードでも良しとしようと考えている。
井出よ!サンタさん! ~明日もボンボヤージュ~
井戸掘削決定
2018.11.22(20:26)
今年中に、新たな井戸を掘ることにした。井戸屋さんに相談した結果、まずは地質調査をしてみることにした。
地質調査は、直径50ミリ程の細いパイプを使って、地層を調べる掘削になる。
計画では30メートルの深さまで掘ってみるつもりである。
地質調査掘削の特徴
①.安価
②.水脈の有無の確認
③.水量によっては使用可能
水が湧きにくい地域での掘削手段としては、最もベターな選択だと考えている。
特に、水が湧いた場合でも使用出来る点が大きいので、決断に至った。
計算上、最低でも毎分5リットルの水量が確保出来れば使用可能だからだ。(貯水タンクがあれば毎分1リットルの水量でも使える)
掘削中に水が湧くと予想される最大のポイントは、「砂の層」が確認出来れば水脈は近いそうだ。
砂金の金脈でもいいよ? ~明日もボンボヤージュ~
井戸掘り 地名と歴史
2018.10.18(22:06)
井戸掘りをする前に、水が湧く可能性を高める為に歴史を辿ってみた。井戸水が湧きやすい場所は、主に川の近くである。
昔から水のある場所で人々は生活していた。
水のない地域に人は住まないからだ。
川のある場所から栄えてきた歴史になっているのはその為のようだ。
歴史上、名付けられた地名は地域の特徴をよく捉えているもの。
当園付近の地名は、蒲谷地(がまやち)という地名となっている。
蒲(がま)は、穂の先端が"焼き鳥のつくね"に似たような形状をしている、池や沼に生える植物だ。
近隣の水田の土質も泥状なので、昔は沼地だったのだろう。
先人達は、その土地を開拓し、作物を作って生活してきたのだ。
機械のない時代に、、相当の苦労が考えられる。
井戸掘り職人の経験上、地名に「谷」が付く地域は、水が湧かない場合が多いそうだ。
しかし、結論は"やってみなければわからない"
数メートル下の土中に埋まっているものが見える訳がないからだ。
徳川家の財宝、宝石、鉱物、石油、天然ガス、温泉、etc…
もう一度言っておこう。
"やってみなければわからない"
挑戦してみよう ~明日もボンボヤージュ~
井戸掘り作戦
2018.04.24(18:15)
井戸堀り工事を考えている。当園は、ハウスが着工する以前に、井戸を掘ってもらったことがある。
しかし、ボーリングの先端が硬い岩盤に当たり、機械が動かなくなってしまった上に、
井戸屋さんの経験を踏まえた判断では、良い水が湧かない可能性もあるとの事から、泣く泣く断念した。
いちご栽培において、水は重要で、水質の良い水を得られない場合、上水道を使うのが安全だと言われているので、
当時は、安全策として上水道を引いた。
いちご栽培に、水質の良い水が必要な理由は、低濃度の養液で栽培する為、原水の影響が大きい為である。
生育を最も左右させるPHや、いちごに水を与える装置への汚れや、点滴チューブの詰まりが懸念される。
しかし、このまま上水道を使い続ける事は、やはりコスト面で厳しいものがある。
長い目で見ると、最優先で井戸が欲しい所だ。
温泉でもいいよ ~明日もボンボヤージュ~