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新棟建設 高設栽培システム作り

2022.06.29(21:55)
園芸施設のプロ職人たち総勢10名が集まって高設栽培システムの工事が始まった。


たった数日で栽培ベンチの支柱のほとんどを地面に打ち込んだ。
工事は爆速で進んでいるようだ。











パイプの埋め込みには、将来の地震対策として通常よりも深めに刺してもらっている。
震度6弱くらいまでの強度はある。

水平に作られていくベンチを見ていると、
素人仕事とは比べ物にならない仕上がり。


プロの仕事はやっぱ違うね ~明日もボンボヤージュ~
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真っ白

2022.06.26(20:33)
新しいビニールハウスに防草シートが張られ、ベンチ(架台ともいわれる)工事も始まった。






防草シートは白をチョイス。


太陽光を反射させて光合成ロスを無くすことが目的だ。
理論上、品質の向上には光合成量の底上げが良いとされる。
昨今の園芸施設でもほとんど真っ白だと思う。


掃除の手間は増えるが、圃場衛生面の向上にも繋がるだろう。


このベンチ施工を、全て自主施工しようと目論んでいたのだが、明らかに愚策だったと今は思う。
一冬賭けて弟と4列分のベンチしか作れなかったのに、真夏の短期間に36列分のベンチ施工など不可能だろう。プロに任せたい。


ただ、梅雨明けにベンチの培土詰めは自主施工にしている。頼りになるのは気合と根性。
途中で燃え尽きて真っ白になるか?
それとも真っ黒の肌で苗の定植を迎えられるか?


これからが本番よ ~明日もボンボヤージュ~

新棟建設 カーテン設置

2022.06.21(21:09)









来シーズンから作付け予定の新しいビニールハウスの工事の様子。
色々と進み、カーテンが張られた。


カーテンとは、ハウス内の保温や遮光をする為に作物体の上に展張するものだ。

いちごという作柄上、冬場~初夏までが収穫シーズンなので、ハウス内の気温を上げる事に主軸を置いている為保温カーテンは必須。

あと、遮光カーテンも必要。
どちらかというとサブ的な装備だが、保温兼用の装備なものをチョイスするのが一般的。
あるかないかで収穫期間が年間1.5ヶ月は違うと思う。

カーテンは、約7年前から欲しかったもの、
株式会社誠和製 ラクソス・ハーモニーというもの。
ハウス栽培において世界で最も先進的な農業をしているオランダに1週間勉強しに行った際、カーテンはほぼコレだった。
ずーーっと欲しかったもの。


コスト的には現存ハウスのカーテンの何倍もの価格になるのだが、もっと良いいちごの生産を目指している以上、ここもケチれない。要するにこだわりだ。


ハウス栽培全体的な考えとしては、作物体に注ぐ光を極力遮らないようにする事が重要だとされているので、作物体の上に位置する道具は良いモノをチョイスすることが最適な選択だと私は考えている。


やっぱ新品のニオイはいいね ~明日もボンボヤージュ~

機器配置の再考

2022.05.30(20:40)
新しく建てているビニールハウスの機器配置を再考した。


何やら、暖房機のメンテナンススペースが必要との事で。


配置には、パズドラとは比にならない、
長考し、決断までに3時間近くも要した。





配置はもうこれで決まり!もう考える時間が無駄だ。



【スマホのアルバム内のパターンの数々】


7.5m×3mのスペースに、全ての機器を凝縮させてるので相当頭を捻った。


一応元船乗りなので、5~6隻の船内配管を辿る実習と仕事の経験があって、嫌というほど辿った経験をフルに活用させたつもりだ。


もうこれでヨシ! ~明日もボンボヤージュ~

配置

2022.05.21(21:45)



被覆も無事に終わり、予定よりも進捗は前進。


現棟のハウスが6月下旬着工だったのでもの凄く爆速に感じる。

そろそろ現棟のハウスに正式な名前も考えなくてはならない。





機器類の配置場所もおおよそ決まった。

水、油、排水の動線と、日々の管理頻度の動線、
冬場の温風、メンテナンス容易な配置にした。

ビニールハウス内の頭脳の部分なので、物凄く悩めた。


この配置に一片の悔いなし ~明日もボンボヤージュ~

配置の意思決定

2022.05.17(20:58)



新しいビニールハウスの図面。
半年間近くの間、何度も打ち合わせを進めてきている。
土地の測量、ベンチの長さ、通路の幅、天井ビニールの素材、保温・遮光カーテン等々多岐にわたる。


ここ最近は、図面の細かい詰めの部分。

建て方工事の方や、配管屋さん、電気屋さん、ベンチの施工屋さんそれぞれに意思を伝えている。


一度配置場所を決めたらほぼ最後なので、後々で変えるのはエネルギーが必要になる。
初めてビニールハウスを建てた時の失敗点は全て頭に入っていても悩むものだ。


家を建てた経験のある方ならよく分かると思うのだが、後になって

「ああすればよかった、こうすればよかった」

といった後悔は必ず出てくる。


これまでの知識と経験を、未来思考で合理的かつ効率的な配置に意思決定していくのは立ち上げの醍醐味であり面白い部分。


なるべく後悔のない決定をしたい ~明日もボンボヤージュ~

透明なフィルム

2022.05.15(20:55)
当園の隣に建設されている新しいビニールハウス。


じっくり観察していられないうちに、外張りのフィルムが張られた。











良い品質のいちごを作り続けていく為に、良い素材のフィルムを採用。


30年間透明度が変わらない旭硝子のエフクリーンという採光性抜群の特殊な外張り資材である。


家族5人が、10年近くの歳月を賭け、
全てこのビニールハウスにステータス全振りし続けてようやく建てられているビニールハウス。


他県では手厚い補助金等も一切活用していない。
本気のいちご作りなのだ。


いいいちご実らすぞ! ~明日もボンボヤージュ~

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2022.05.08(20:57)



建設中のビニールハウス、骨組みの組み立てが終わったところでGWに入っていた。

GWが明ける明日から外被材のビニールが張られていく。

また楽しくなりそうだ ~明日もボンボヤージュ~

棟上げ完成

2022.04.22(20:42)









今日も朝早くから職人さん達が棟上げ(柱建て)を「トテカン、トテカン」と音を立てて進めていた。
パック詰めをしながらの経営会議も、物々しい雰囲気だった。


2日間でビニールハウスの大枠は大体形になった。
これから骨組みが入っていくだろう。
デキる職人さん揃いということもあって、とにかく仕事が早過ぎる。



当園の1棟目のビニールハウス建設の様子なのだが、約8年前にTwitterで投稿しまくった事がある。
当時は同業者しか興味を示さなかったので、今後建築の様子を投稿するかどうか悩むところだ。


当ブログの下にある【拍手👏】が4月中に10以下
なら、ハウスが完成する8月頃まで投稿を控えるくらいがちょうど良いのかと。
それより、いちごの赤い実の情報を軸にしていくかどうか悩んでいるところだ。


スピードが早くて写真撮影チャンスを逃しそう ~明日もボンボヤージュ~

桜満開、鉄骨建てスタート

2022.04.21(20:50)
息抜きがてらに、

展勝地さくらまつりの様子を伺ってきた。



場所は北上市川岸、という地域から。


半袖で過ごせるような陽気もあって、春を感じました。
展勝地の桜は、今が満開だそう。


北上展勝地のさくら情報【2022年】ウェザーニュース


当園の新しいハウスを作ってくれている職人さん達は、ちょうど昨日、展勝地の桜を見に行ってきたと伺った。



デキる男たちの仕事は早い。


今週末の展勝地は散り桜を楽しめるそうだ ~明日もボンボヤージュ~
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プロフィール

北上いちご園農園主

Author:北上いちご園農園主
岩手県北上市にある観光いちご園、北上いちご園農園主のブログです。

このブログは、元船乗りを経て2014年に新規就農した農園主が、
農園の様子や、いちご作りの様子等を紹介しています。


※ボンボヤージュとは、
船出の際、「よき航海を!」
と、旅立つ人々への挨拶です。

ホームページは、下のリンクにあります。

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