FC2ブログ

収穫マット

2018.12.11(20:54)
いちごの収穫コンテナに敷くマットを用意している。



当園の直売所のいちごは、完熟果のみ収穫する。
柔らかい品種が多いので、果実が潰れ易くデリケートになる。

少しのキズが、鮮度を下げる原因になる。
収穫時点での傷みは極力少なくしたい。

そこで、厚さ5mmのスポンジ製マットを使用している。
収穫コンテナ専用のマットがないので、(何故か)特注品のマットを収穫コンテナに合わせてカットして使っている。

もちろん毎年新品 ~明日もボンボヤージュ~
スポンサーサイト
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

捕獲せよ

2018.10.27(20:56)
粘着シートを設置した。
いちごの生育に悪影響を与える虫を捕獲する為だ。



強力な粘着剤が塗られている黄色いシートは、虫が好む色になっている。
いちごに飛来する虫を、農薬を使わずに撃退してくれる。

人にも優しく、ミツバチにも優しく、環境にも優しい。

ナイスなアイテム ~明日もボンボヤージュ~
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

2回目の分化時期

2018.10.22(21:02)
定植後、約1ヶ月が経過し、無事に1番目の花が出蕾(しゅつらい)した。
これから約1ヶ月間隔で、2番、3番、4番と、花芽の分化が進んでいく。

現在は2番目の花の分化時期になる。
いちご栽培では、2番目の花が、年間の収量を最も左右する大切な時期だ。
2番目の花芽分化が遅れると、1番目の花が実り終わった後、実が無い状況が発生する。
いちご業界では、「中休み」と呼ばれる現象である。

レアなケースになるが、3年前の2015年。
記録的な残暑によって、全国的に10月~11月の気温が高い時期があった。
高温によって1番目のいちごが早く実り、高温によって2番目の花の分化が遅れた。
その後の低温によって1ヶ月間いちごが実らなかった事例がある。

いちご栽培の基本であり理想なのは、年間を通して気候の逆の管理を実行できる事だと思っている。

逆張りは大好き ~明日もボンボヤージュ~
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

ペース配分

2018.10.10(22:39)
いちごの栽培は、よく「マラソンランナー」に例えられる。
半年間の間、連続して実り続ける作物なので、ペース配分が大事になるからだ。

定植直後から数ヶ月間は、果実の着果負担もない為、株を大きく育てる事も、早く収穫する事も比較的容易だと言われている。

しかし、冬至の低日射と低温に向かって生育していくので、真冬に実っている果実が多過ぎる場合、株がエネルギーを使い果たしてしまう。

結果的に、後半の実りは期待できなくなってしまう。

マラソンでダッシュはできない ~明日もボンボヤージュ~
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

いちごの果形と着果数について

2018.10.07(21:27)
いちごの定植後、1ヶ月が経過しようとしている。
花芽の分化後、いちごの果形と着果数がおおよそ確定した頃になる。

いちごの果形や実の数は、主に窒素成分の吸収によって決まる。
窒素成分は、人間に例えるならば"肉みたいなもの"だ。

窒素成分が多い場合、株の草勢(そうせい)が強くなる。果形も大きくなり、実の数も多くなるが、形が乱れる傾向にある。

いちごの大きさは、痩果(そうか)と呼ばれる種の数によって決まる。花が形成された時点で、
おおよその大きさが決まっているものだと言える。

養分が過剰になると、花が形成される時点で、先端が複数になる。
果形は、キティーちゃんのような形をしたいちごや、先端が三脚のような形状をした果実が多くなる。

しかし、現時点で全て決まるものでもなく、開花後、温室内の日射量、温度や湿度によって花の花粉の粘性も変わるので、ミツバチの受粉が上手くいくかはまだわからない。

受粉後も、適正な養分量、灌水量、日射量、二酸化炭素量、着果負担量などハードルもある。

良い果実を沢山実らせたい ~明日もボンボヤージュ~
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

いちごの花芽分化

2018.08.25(23:55)
台風も過ぎ、日本各地が猛暑になっているとニュースでやっていた。

今後の週間予報を見る限り気温は涼しくなる傾向だ。

いちごの花芽の分化の時期も近い。
12月から実り始める最初の実になる花が作られる時期が迫っている。

いちごの花芽は、日長と低温で分化する。

日の長さは、日中の明るい時間が13時間以下。
低温は、平均気温で25℃以下。
両方の条件が重なって初めて花芽分化するのがいちごの特徴である。

平均気温15℃以下であれば日長に関係なく花芽が分化する。

そろそろ ~明日もボンボヤージュ~
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

活性剤

2018.08.10(22:28)
知り合いの農家さんから、いちごの肥料?活性剤のサンプルをいただいた。



以前、お邪魔した際、勧められたものだ。

いちごの根から供給させ、作物体が活性化するという。
名前の通り活性剤だ。

理論的にはなんとなーく良さげに聞こえたのだが、正直、科学的根拠の無い代物は信じないタチだ。統計学的にも数学的にも根拠はない。

効果がないのかあるのかのどちらかだとは思う。

何よりもサンプルなので、試しに使ってみようと思っている。

活性かー ~明日もボンボヤージュ~
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

いちごとPH

2018.08.08(21:52)
いちごを栽培するには水が必要だ。

生命には水が不可欠である。

いちご栽培に使われる水は、水質が良い水でなければ栽培することは難しい。

特に、水質の良し悪しを決めるPHは、植物全てに重要で、作物によって好適なPHは異なる。

水道水のPH(ペーパー)は、約7.0の中性とされている。
いちごにとって好適なPHは、5.5~6.5の弱酸性だ。

PHによって、栄養素の吸収が変わってくる。
ほとんどの作物は、PHが5.0~6.5が最適とされ、窒素やリン酸、カリ、カルシウム、鉄、銅、マグネシウムなど、最も吸収しやすいPHの範囲が決まっている。

PHが高ければ、鉄やマグネシウムなどの吸収が阻害されるので、葉に影響を及ぼす。
葉の緑色が変わる。
いわゆるクロロシスに異常が出てくる。

葉が最適な状態ではないので、光合成にも悪影響を与える。

結果的に、果実にも影響が出てしまう。

このPHは、対数の値で、PH5と、PH5.1では大きな差になる。
つまり、少しの変動が作物の生育を左右する。

養液栽培では特に気をつけなければいけない部分なので、毎日の測定は不可欠なのである。

デリケートなのです ~明日もボンボヤージュ~
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

根の酸素要求

2018.07.21(21:42)
いちごの根には、人間と同じ様に酸素が必要だ。
根も呼吸をしている。

根の酸素は、培地が乾燥していれば多く、過湿の状態にあれば逆だ。
なので、栽培では排水性が重要と考えられている。

いちごの根は、きゅうりに次ぐ「酸素要求度」が高い作物と言われている。

そこで、水に含まれる「溶存酸素量」を増やす装置が実際に販売されている。

魚を飼育している水槽を見た事がある方であれば、水中で泡を発生させる石を思い浮かべると思うが、実は、科学的には水に酸素を溶かす量はごく少量だ。

酸素は水に溶けにくい。

今、注目されているのは、「ナノバブル」だ。
東芝の洗濯機にも導入されていて、通常の水よりも汚れを落とす力があるそうだ。他にも、食洗機などにも実用化されている。

だが、「ファインバブル」であったり、「ウルトラファインバブル」など、線引きが曖昧だ。
明確にされているわけではない。

いちごやきゅうりの根に酸素を与えると、「生育が良くなった」と語る生産者か実際に居るが、数値的なデータまでは明確にされてはいない。

もっと知りたい分野である ~明日もボンボヤージュ~
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

ご存知ですか いちごの事

2018.05.25(21:31)
 いちごは、ビタミンCが豊富だ。
しかし、もう一つ、栄養素に特化している物質がある。
キシリトールである。

 いちごに含まれるキシリトールの含有量は、100g当たり約300mgと、野菜の中では、頂点なのである。(いちごは野菜に分類されている)

 キシリトールは、歯にとって良い物質。
歯の再石灰化や、酸による触媒を防ぐ効果がある。
虫歯の予防に効果があるという臨床研究結果も、実際に存在する。
しかも、ビタミンCとの相乗効果で、歯茎の健康にも良いそうだ。

意外なんだよね ~明日もボンボヤージュ~
いちごの事 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]
| ホームへ | 次ページ
プロフィール

北上いちご園農園主

Author:北上いちご園農園主
岩手県北上市にある観光いちご園、北上いちご園農園主のブログです。

元船乗りを経て新規就農者し、観光農園をしています。
ひよっこ就農者の農業日記です。

毎日投稿します。

※ボンボヤージュとは、
船出の際、「よき航海を!」
と、旅立つ人々への挨拶です。

ホームページは、下のリンクにあります。

リンク
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ