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親戚のおばちゃん

2018.04.30(22:06)
 午前中の作業が終わり、今日の昼過ぎ。
やっておきたい仕事を終わらせてしまおうと、珍しく奮起したので、昼休憩なしで仕事に取り掛かった。
作業が終わり、後片付けをしていた所に、よく手伝いに来てくれる親戚のおばちゃんが来てくれた。

 正直、ちょっと休憩(実は昼寝)しようかと考えていたのだが、
「何かやることねすか?」と、いつものように聞かれたので、
「やることだらけだよ」と、答えると、
「どこをやればいい?」と、非常に有難い助っ人である。

 いつもは、祖母が苗の手入れをしてくれているので、おばちゃんが来てくれた時に指示を任せていたが、今日は自分が作業の指示をすることになった。
おいCベリーの葉が生い茂っている状態になっていて枯れ葉が多いので、枯れ葉を取ってもらうことにした。

 「残りはここの3列でー、株の間の枯れ葉をー、こんな感じでー、大雑把に枯れ葉取る感じでー、、、大体取れればおk!」
と、人を使うことの難しさが分かっているようで分かっていない説明をして作業してもらった。
その後、家族が昼休憩からハウス内に続々来てくれて、全員で株の手入れが進んだ。

 夕方、ハウスの隣の田んぼに肥料散布作業に出掛けたが、皆、休憩するような様子が全く伺えない。
「休憩!」という指示を出すのが自分なのか、各自で決めるのか、それとも誰かをリーダーにして休憩してもらうか、、、
皆休まずに作業している。
作業の進行としては有難いのだが、休憩の指示を出すべきなのは自分だったことに気付いた時は、もう日が暮れてしまっていた。
このミスは、次回、美味しいケーキで何とかしよう。

気遣いと思い遣りは大事 ~明日もボンボヤージュ~
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GW いちご狩り初日

2018.04.29(19:23)
 今日、GW期間のいちご狩りが始まった。

 GW期間中の開園初日は、多くのお客様がご来園された。
いちごの実の数の分までご予約を受け付けて開園しているのだが、正直、毎回不安である。
実がなくなってしまった場合、非常にご迷惑をお掛けしてしまうので、そうならないようにといつも思っている。
今回も無事、最後のお客様にもお楽しみいただけた様子だった。
閉園と同時に、とても安堵した。

 ここ数日、GW期間中のいちご狩りについて多くのお問い合わせをいただいているが、全ての日を開園するのは難しく、大変心苦しいが、今年も数日開園する流れになると思っている。
明日、明後日、晴れる予報になっているので、次回の開園までには、いちごの登熟が進むはずである。

沢山実って欲しい ~明日もボンボヤージュ~
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きゅうり 土壌消毒

2018.04.28(19:29)
 今では家庭菜園クラスとなったきゅうりの土壌消毒をする為、マルチを張った。
キュウリマルチを張った所
 今年、初めて土壌消毒をするのだが、昨年まで、きゅうりを枯らしてしまう恐ろしい土壌病害に掛かってしまっていた。
その土壌病害は、「ホモプシス根腐れ病」と言って、ウリ科の植物に掛かる、土から伝染する病気だ。
症状としては、栽培の前半に、急に萎れ始め、後半になると枯れてしまい、収量が全く上がらなくなってしまう、、、
そこで、ホモプシス根腐れ病に効果があるとされる、クロルピクリン錠剤を使い、土壌消毒する。

 ホモプシス根腐れ病は、約20年前程前には、岩手県内では発生がなかったそうだが、近年、県内でも発生が増え始めてきたようで、圃場を見学する時は、靴に袋カバーをして、感染防止の為、土を持ち込まないようにとJAに指導されたことがある。
新規就農2年目に、露地きゅうりを15a栽培した時、この病気で酷く痛い目にあったので、もう懲り懲りである。

効果絶大! ~明日もボンボヤージュ~
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家庭菜園 | トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]

仕事の効率化とは

2018.04.27(19:18)
 「今の時代、真面目にコツコツ一生懸命やる人は、「いい人」とほめられても、評価されません。課長にもなれません。途中で体調を崩すか、万年平社員です。
皆さん、薄々気づいているのではないでしょうか。
実際に活躍しているのは、眉間にシワを寄せて一生懸命働く人ではなく、涼しい顔でサクサク仕事を進めている人です。
結論を言います。
努力はいりません。
ラクに速く仕事をするほうが、結果が出て、さらに人生の選択肢も増えるのです。
この事実はごく一部の優秀な人しか知りません。
その人は黙っているので広まらないのです。
「能力があり、仕事ができる」から活躍しているのではありません。「ラクに早く仕事をしている」から能力が上がり、チャンスをつかんでいるのです。
国内外600社以上のコンサルティングの現場で、例外は1つもありませんでした。
「ラクして速い」と聞いてネガティブな印象を持った方もいるかもしれません。
その方は「ラクして」という意味を考えたとき、「手を抜く」とか「ズルをする」というような感覚にとらわれていたのではないでしょうか。
実際は逆です。「ラクして速く」なるためには、「ムダな努力」をなくし、自分の持ち味を生かしきらなければなりません。
苦手なことではなく、得意分野でスイスイ結果をだしていくことで、評価もやりがいも簡単に手に入れられるのです。
「 ラクして速いが一番すごい (松本利明 著)  」

 新規就農当初から悩んでいる事は、作業時間の多いいちご栽培での、農作業における全ての効率化である。
どうやったら速くできるか、どうすれば辛い姿勢をせずに済むのか、仕事の精度は無駄がなくベターなものなのか。等々。
この4年間悩み続けてきた効率化におけるヒントが、この本から少し得られたような気がする。

デキる奴になりたい ~明日もボンボヤージュ~
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六つ葉のクローバー

2018.04.26(19:28)
 農園のハウスの横には、クローバーが多く生い茂っているスポットがある。
3年程前に、メイ(ヤギ)に食べさせようと、大量に種を撒いていたものである。

 休憩中に、ふと、四つ葉のクローバーがあるのではないかと思い、足元を探ってみると、ものの数秒で発見した。
その後、10分間程夢中で捜した結果、四つ葉のクローバーが2つと、六つ葉のクローバーも発見した。
六つ葉のクローバー
 六つ葉のクローバーは、初めて見つけたので、ネットで検索してみると、極めて見つける事が難しいようで、発見できる確率は、およそ1600万分の1だという。
どうやら、宝くじの1等の当選確率よりも低いようだ。
これは吉兆な気がする。

なんとかジャンボは明日までらしい ~明日もボンボヤージュ~
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水稲 芽出し

2018.04.25(19:22)
 水稲の苗から芽が出し始めた。
水稲苗から芽が出た状態
 間もなく、育苗箱全てを水で浸して育てる。
しっかりと根が張る頃までに、圃場の準備も同時並行中で、GW明け頃には田植えの予定だ。

 米作りといちご作りは、作業計画上、相性が良いので、近所のいちご農家の方は複合経営されている方が多い。
だが、そろそろいちご作りのラストスパートとバッティングし、非常に激務になるので、皆ピリピリしてくる頃、、、
毎年、仲間のいちご農家の方達とは、電話が繋がりにくくなり、アポ無しで会えた記憶がない。

お互い忙しくなりそうだ ~明日もボンボヤージュ~
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井戸掘り作戦

2018.04.24(18:15)
 井戸堀り工事を考えている。

 当園は、ハウスが着工する以前に、井戸を掘ってもらったことがある。
しかし、ボーリングの先端が硬い岩盤に当たり、機械が動かなくなってしまった上に、
井戸屋さんの経験を踏まえた判断では、良い水が湧かない可能性もあるとの事から、泣く泣く断念した。

 いちご栽培において、水は重要で、水質の良い水を得られない場合、上水道を使うのが安全だと言われているので、
当時は、安全策として上水道を引いた。
いちご栽培に、水質の良い水が必要な理由は、低濃度の養液で栽培する為、原水の影響が大きい為である。
生育を最も左右させるPHや、いちごに水を与える装置への汚れや、点滴チューブの詰まりが懸念される。

 しかし、このまま上水道を使い続ける事は、やはりコスト面で厳しいものがある。
長い目で見ると、最優先で井戸が欲しい所だ。

温泉でもいいよ ~明日もボンボヤージュ~
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家族との外食

2018.04.23(19:22)
 先日、久しぶりに、家族と共に外食へ出掛けた。
今回のお店は、日本料理店の「魚菜」だ。
魚菜さんの料理
 お寿司や天麩羅も非常に美味だったが、特にお刺身のカツオに衝撃を受けた。
普段よく口にしている激安スーパーの物とは全く違っていたのだ。
身が非常に柔らかく、変なクセを感じず、鮮度も抜群だった。
勿論、普段口に出来ない生ビールが加わると、完全に「味の宝石箱」になる。

 普段の自宅での食事も、もちろん健康的で美味しいが、たまには非日常も必要かもしれない。
家族和気あいあいと、美味しい日本料理に舌鼓を打ち、晩餐のひと時を楽しんだ。

明日の活力になるだろう ~明日もボンボヤージュ~
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予約制の理由

2018.04.22(17:59)
 ゴールデンウィークが近くなってきた。

 ゴールデンウィーク中の開園についてのお問い合わせを多くいただいているが、開園については、全くの未定になっている。
当園のいちご狩りは、開園初年度から予約制にしており、3日前の夕方に、赤いいちごの実の状態から開園日を決め、2日前の早朝のいちごの実の数でご予約の人数を決めて、朝7時から一斉にご予約を開始している。

 最初から予約制にしている理由は、
「行ったけど赤い実がなかった」
「お腹いっぱい食べられなかった」
「せっかく遠くから来たのに閉まってた」
「駐車できずに待たされた」
と、全国的によく発生している果物狩り農園でのお客様の不満の声を出したくなかったからである。

ご来園されたお客様には、満足してお帰りいただきたい ~明日もボンボヤージュ~
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DIF(昼夜温格差)

2018.04.21(21:14)
 日に日に気温が上昇している。特に夜温が高くなってきた。

 最近の北上市の夜明け前の最低気温は、8℃~10℃程で、日没後の夜温前半の温度が15℃前後にもなるので、とても高い。
この時期になるとDIF(昼夜温格差)が小さくなるので、いちごの株が栄養成長に傾き、大きくなってしまう。
肝心ないちごの実を大きくしたいので、生殖成長に傾けたいが、なかなかコントロールが難しくなってくる季節が、とうとう岩手県にもやってきた。

 日中の気温を高くしてストレスを与える事によって、生殖成長に傾ける方法もあるが、ハウス内が暑くなってしまうので最善策にはならない。肥料濃度を上げる事でも生殖成長に傾ける事もできるらしいが、リスク的にあまり良くないみたいだ。
残る手立ては、灌水での培地水分コントロールになる。
乾燥しやすい季節でもあるので、あまりストレスを与えすぎると葉の気孔が閉じてしまうリスクも多少なりともあるが、他に方法はないだろう。

やるかやらないかならやる ~明日もボンボヤージュ~
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プロフィール

北上いちご園農園主

Author:北上いちご園農園主
岩手県北上市にある観光いちご園、北上いちご園農園主のブログです。

このブログは、元船乗りを経て2014年に新規就農した農園主が、
農園の様子や、いちご作りの様子等を紹介しています。


※ボンボヤージュとは、
船出の際、「よき航海を!」
と、旅立つ人々への挨拶です。

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