いちごの収穫 佳境
2018.06.30(21:00)
ここ数日間、最高気温が30℃を超える日が続いている。いちごの生育はすこぶる良く、収穫は追い付かない状況である。
いちごの販売点数は、日に日に減少の一途を辿っている。
毎日続いていたいちごの収穫・出荷も、そろそろ潮時だ。
2018年、もう半分が過ぎようとしている。
この半年間は、長いようで短いものだと感じている。
そして明日から7月を迎える。
気温は日々上昇し、炎天下のハウス内は、確実に体重を減らす。
しかし、仕事終わりのビールの美味しさは増すだろう。
ロング缶も長いようで短くなるはずだ ~明日もボンボヤージュ~
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地球上の水の話
2018.06.29(20:46)
昨年の7月下旬、農業先進国であるオランダのトマト栽培の見学に行った。世界的環境機器メーカー「Priva社」での講話で出た話だ。
「現在、地球にある水には、海水が97.5%、淡水が2.5%存在している。
その淡水の内、70%が北極や南極の氷河である。
人間がすぐに使える水では、地球全体の0.01%に過ぎない。」
オランダでは、1個のトマトを作る水の量を、年々少なくする研究が行われていた。
10年間のタームで見ると、およそ1/5まで減らしていた。(うろ覚え)
それにはいくつか事情がある。
ハウスには、雨水を貯蔵するタンクも備えられており、その理由は、ヨーロッパの地下水事情にある。
ヨーロッパ周辺の地下水は、山から流れてくる地下水脈のある日本とは違い、プールのようなものになっているらしい。(地下に限られている貯蔵水)
なので、いつか石油のように枯渇する。
地下水の使用にも料金が掛かる仕組みになっている為、雨量の少ないオランダでも、雨水を活用するそうだ。
近年、深刻化している地球温暖化は喫緊の課題だ。
その影響による水の問題は、人類にとって必須の植物が存続するかどうかまで問われているのだ。
未来の為に今、節水しよう ~明日もボンボヤージュ~
苗の様子
2018.06.28(20:58)
いちごの採苗は順調に進んでいる。
現在、必要な苗数の4割程をポットに固定した。
残りのポット受けが終わるのは、梅雨が明ける頃だ。
日中の気温が30℃以上になる日も多くなり、熱中症には気をつけたい時期である。
水分補給はマメに。
夕食でのビールもマメに ~明日もボンボヤージュ~
スケルトン
2018.06.27(21:00)
アサヒビールが、透明なビールを開発したらしい。どうやら、着色をしない原料を使う事により、発酵由来の味と香りを楽しめるらしい。
東京と大阪でテスト販売するみたいだ。
1ヶ月程前には、透明なコカコーラが開発されたと聞く。
さらに透明なコーヒーも今年になって出ている。
世の中のトレンドは、"透明"にあるみたいだ。
透明性が欲しい世の中なのか? ~明日もボンボヤージュ~
GPEC 2018
2018.06.26(21:14)
GPECの招待券が届いた。
GPECとは、2年に一度開催される、施設園芸と植物工場の展示会である。
東京ビッグサイトで開催され、日本全国から、農業関係の企業が集まる。
最新の農業製品が展示され、セミナーやプレゼンテーションを聴講できるイベントだ。
一昨年、日頃お世話になっている企業が主催するセミナーに参加した際に覗いた事がある。
当時は時間がなかった為、じっくりと観察できなかった。(見てもよくわからなかった)
東京ビッグサイト付近は、船乗り時代に船がよく停泊したので、あの辺でよくうろついていた。
りんかい線で、国際展示場から渋谷まで直通で行けるのでよく遊びに行っていたのを思い出す。
おっと、行くなら"勉強"の為だ ~明日もボンボヤージュ~
お米 中干し
2018.06.25(21:20)
今日から10日程中干しをする。
中干しは、米作りの栽培過程では重要なポイントである。
植物の根は、水を求めて伸長する。
土にヒビが入るまで乾かすことによって、根に酸素を供給させると共に土壌内の悪いガスを抜き、土壌深くに根を張らせるのだ。
窒素の吸収も抑える事ができるので、稲の分けつを抑え、バランスの良い作物体になるので、倒伏を抑えることができる。
※稲が倒伏すると稲刈り後の米の水分量が多くなる為、乾燥させる工程で化石燃料を余分に消費し、環境汚染に繋がる。
乾燥によって地面も固くなるので、最終的に稲刈りの作業効率化を高める効果もある。(生産性の向上)
今作のお米は、ホームページから販売を考えている。
名付けて、「いちご屋のお米」だ。
ご期待下さいー! ~明日もボンボヤージュ~
いちご辞典 破損
2018.06.24(21:11)
新規就農した直後に購入したいちご辞典がある。毎年読み返していたら、ついにページが取れてしまった。

図書館にある人気の本によくある現象だ。
まさか自分が持っている本が破損するとは思ってもいなかった。
この辞典の面白い所は、全て読んだ筈なのに、翌年に読み返すと理解できる部分が増える事である。
悩んだ時に辞典を開き、ネットでも情報を集め、最後には先輩のアドバイスを聴く。
最近は、意外にも全く別の事をしている時に、画期的な事に気づく事が多くなってきた気がする。
面白いんだよね ~明日もボンボヤージュ~
もっと便利に
2018.06.23(21:22)
現在のインターネットでは、パソコンよりもスマートフォンでアクセスし、閲覧する人は多くなっている。最近のニュースでは、インターネット通販についての相談が初めて店舗購入の相談を上回ったようだ。
それほどインターネットが身近な存在になってきている。
当園のホームページの閲覧も、スマホの方が多いはず。
もっとスマホの画面で閲覧し易い様にカスタマイズすると共に、ホームページもリニューアルする予定である。
そして、「ネット予約システムの導入」を考えている。
現在、いちご狩りの予約は、全て電話のみでの受付になっている。
しかし、電話では限界がある。
ご来園されたお客様にいちご狩りのご説明をしている最中や、レジを打っている時、量り売りの計量の時などに電話が鳴ることがある。
目の前のお客様よりも電話に出る事が優先になるのはおかしいのではないか?
それを改善したい。
アップデートしよう ~明日もボンボヤージュ~
刈り取り間近
2018.06.22(19:30)
夏至も過ぎ、7月に突入しようとしている。昨年の12月中旬から実り続けてきたいちごも、刈り取りの時期である。

昨年の9月上旬に定植した10㎝程の小さな苗はは、40㎝程の大きさになっている。
まもなく鎌で1株づつ刈り取り、今作は終わりを迎える。
約2ヶ月後には、現在育てている新しい苗を植え付けるので、土の補充や消毒など、次の準備だ。
あ、もうちょっと頑張ってね ~明日もボンボヤージュ~
早朝のファン
2018.06.21(20:42)
毎朝5時頃に本圃のハウスに向かう。そこでよく会うニイさんがいる。
毎朝愛犬の散歩コースでメイに会うため、どの草が1番好きなのかを試しているらしい。
カッコいいシベリアンハスキーを連れて。
今まで気付かなかったが、どうやら数年前から試しているそうで、最近になって好みの草が分かるようになってきたそうである。
花系が好きっすよ ~明日もボンボヤージュ~