恋みのり 本領発揮?
2019.02.28(20:54)
今シーズンから始めて栽培をしている恋みのり。冬場は、常に一定のペースで実り続けていた。明日から3月。
春らしい季節を迎え、暖かくなったと同時に、急に生育のスピードが上がっている。
シーズンを通して、一定のギアで実り続ける印象だったが、ひょっとするとシーズンの後半が得意な品種なのかもしれない。
開花の時期といい、花の数といい、3月下旬~5月に、一気に集中して実りそうなイメージだ。
これは期待! ~明日もボンボヤージュ~
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ハダニ君出現
2019.02.27(21:01)
ここ1週間程、好天が続いている。ハウス内の換気も多くなり、乾燥気味の環境になってきた。
こんな乾燥する時期にいちご作りで気を付けなくてはならない敵の存在がある。
"ハダニ君"だ。
いちごの葉の裏に寄生し、葉を吸汁し、最終的に株を枯らしてしまう。
今シーズンは、まだハダニを"見えた化"していなかったが、今日の日中にじっくり葉の裏を観察していると、とうとう見えてしまった。

黄色い点のようなものがハダニだ。
え?画面に近付いても見えない?
申し訳ない。少し拡大してみよう!

(※画像を拡大して閲覧できます)
お分りいただけただろうか、、、?
ハダニは、1匹でも見えてしまうと黄色信号が点灯したのと同じ状況だと考えている。
彼らは、ものの10日間で世代交代を終えてしまうので、爆発的に増殖する。
あっという間に作物を食害してしまうのだ。
早急に手を打たなければ手遅れになり、お手上げになる。
火消しの準備だ ~明日もボンボヤージュ~
アッー!(車編)
2019.02.26(21:35)
一瞬の出来事であった。先日、車で農道を走っていた所、左側面から茶色の物体が飛び出してきた。
「ごんっ!」
という鈍い音がした。
走行しつつ、サイドミラーで後方を確認すると、茶色の風貌をした何かが路肩に映っていた。
動物が車に当たったのだ。

なかなかの衝撃だった。
特攻を受けた車は凹み、塗装が剥げてしまっていた。
修理費用に不安を抱えながら、近所の車屋さんに見積もってもらうと、なんと
その数字に目を疑ってしまった。
絆創膏を貼っておけば自然と治癒しそうな程のほんの少しのキズなのに、2ヶ月前に購入した中古車両本体価格の10%をゆうに超えていた。
つまり、10個同じ傷を集めれば同じ車が買えてしまうという訳だ。
それならばポイントカードの様に集めても良いと思えてくる。そんな見積もり額だ。
まともに修理を依頼すると、お財布に痛い。
このままでは、女性をディナーに誘えても、"笑笑"が関の山だ。それこそ、笑い事では済まなくなるだろう。
そこで、自分で修理をしようと決断した。
まず、凹んだ部分を出来るだけ元通りにする為に、ボディーの裏側から圧迫する。

タイヤを外し、周りに取り付けられているカバーも外し、奥義である"ハンマー"で叩いて直していく。

これくらいで良し。
次に、紙ヤスリで剥がれた塗装面の凹凸を慣らしていく。

最後に、"タッチペン"と呼ばれる傷を目立たなくさせるクレヨンで描いていく。

下地を塗った方が良いそうだが、これで良し。
最後に、何故かパーツが残る。
恐らくタイヤ周辺のカバーを取り外した時の物。

日本車なので、無くても問題ないはずだ。
走ればおk ~明日もボンボヤージュ~
平日のいちご狩り
2019.02.25(21:26)
今週の平日の開園は、水曜日と木曜日を予定している。品種は、あきひめとべにほっぺが中心。
おいCベリーを期待されている方には申し訳ないが、この2品種での開園となる。
いちごハウス内の実は、奥に行けば行くほどまだまだ完熟果、大粒も多いので、断然オススメである。
ハウス手前は青々しい ~明日もボンボヤージュ~
トップ農家の腕
2019.02.24(21:17)
とある地域で、いちごの反収ナンバーワンの先輩農家さんの圃場を見学させていただいた。いちご栽培には、「成り疲れ」や、「中休み」と呼ばれる実が途切れる事がよく問題視されるのだが、先輩農家さんはこう語る。
「成り疲れ?いちごは疲れないけど人間が疲れるんだよな」
「中休み?あ、そーだ、嫁が中休みしたいって言ってたな」
と、いちご栽培を知り尽くした方はそう答える。

(今後も実が途切れる事がない様子)
私「何か葉面散布とか良い肥料とか使っているんですか?」
先輩「そんなのいらないよ。"だって無くても採れるもん。"」
と、余裕の表情。
弟子入りしたい ~明日もボンボヤージュ~
べにほっぺの大粒
2019.02.23(20:04)
べにほっぺの2番果の頂果が揃ってきた。
ここ数日、晴天に恵まれたので、一気に色付いた。
冬場と比べると、熟すスピードは段違いである。
明日は、この大粒を是非お楽しみにしていただきたい。
驚くかも? ~明日もボンボヤージュ~
いちご作りの名言
2019.02.22(22:01)
隣町のいちご農家さんの圃場を見学させていただいた。当園がハウスを建てる前から、栽培の悩みを相談させていただいている大先輩。
「いちごの一作はな、子育てのようなもんだ。苗を育てている時から大体決まってくるんだよ。
心3歳、躾5歳、算数10歳、物書き12歳、理屈15歳で末が決まる。人の一生みてぇなもんだ。」
これは一部になるが、自分にとってはどれも名言ばかりで心に刺さる。
熱心で、真剣、情熱に溢れる農家さんとの仕事の話をする事以上に楽しい会話はないかもしれない。
いつもの事ながら、日が暮れ切っても議論は続いた。
またお邪魔します ~明日もボンボヤージュ~
iPadと格安sim
2019.02.21(21:21)
今シーズンからネット予約を開始した。予約台帳は、紙ベースからデジタルに移行した。
いちご狩りの受付では、家族も手伝ってくれるので、誰にでも使い易い端末「iPad」を購入していた。
自宅のWi-Fi回線をハウスまで引いて使用していたが、途切れる事もあり、お客様をお待たせしてしまう場面があったので、格安simを購入した。

1社目に契約した格安simは、購入したiPadには適合しなかった。
そこで、適合する事例がある別のキャリアと契約をした。
しかし、まさかの事態。
なんと、2社とも適合しないことが判明した。
そこで次の手は、母が使用しているiPad Air2が適合するとネットの事例にあったので試す。
、、、が、適合しない(´・ω・`)
もうお手上げである。
iPadに格安simを使う場合、適合する物は少なく、simフリー端末でないと使う事が難しいようだ。
ちょっと、、いや、、かなり悔しい ~明日もボンボヤージュ~
厳冬期を乗り越えて
2019.02.20(22:30)
2月も下旬を迎えた。気温は、日増しに高くなってきている。
冬至の頃と比べると、太陽高度は約10度も高くなった。(現在は38度)
まだまだ曇天日は多いが、時折、雲の隙間から顔を覗かせる太陽が、ほんの数分でハウス内の室温をグッと上げる日も増えてきた。
いちごの株にとっても、本来の得意な季節に向かっている。
春を感じたのか、新葉が力強く展開し出した。

光合成能力が高い新鮮な新葉だ。
この葉が見られると、生育のスピードが一気にペースアップする。
寒く、弱い日射な辛い時期を乗り越え、
暖かく、強い日射を浴びられる大好きな時期に向け、いちごの株自身が、環境に適応しようと姿を変えていく。
ちょっと良い感じ ~明日もボンボヤージュ~
肥料、吸ってます
2019.02.19(22:27)
いちごの株に必要不可欠である大事な水。天候に合わせて水の量の増減させ、毎日必ず与えている。
当園の高設栽培は、水を単体で与えるだけでなく、薄い液肥を混ぜた「養液」を使う。
いちごに与えた養液は、肥料分を吸収した後なので、肥料濃度が下がった養液が排水される。
天候が悪い時期は光合成量が少なく、いちごが吸収出来なかった養液が濃い濃度で排出される。
天候が良ければ光合成が進むので肥料を良く吸い、養液は薄い濃度で排出される。

肥料濃度を計測してくれているデータロガー。
1月中旬頃からの1ヶ月間の廃液データが、その結果を数値化してくれている。
高価な道具だったが、栽培初心者の私にとっては非常に有り難い道具だ。
分かり易いってすげぇ良い ~明日もボンボヤージュ~