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徐鉄装置の限界把握 【調査終了】

2019.08.31(22:18)
徐鉄装置が何リットルまで井戸水の徐鉄を行えるかテストした。

結果、約15,000リットル以上の井戸水を徐鉄出来ることが判明した。


(約15,000リットル使用後の鉄分テスト結果。鉄分は検出されず。)

徐鉄水量の目標は1日6,000リットル。
目標を大幅に上回る徐鉄水量になり、正直たまげている。
相当のバッファを残した状態で使える事が判明した。

世界一と言ってもいい安全性を誇る日本の水道水と違い、井戸水を徐鉄機に通して使う事によるリスクはある。
だが、それ以上のリターンを得られると確信している。


徐鉄装置の購入から、徐鉄水量の調査。
どちらも見切り発車で行動した結果が今になる。
4年近く躊躇していた徐鉄装置の導入を決めてから約3ヶ月でこの結果に繋がった事は非常に嬉しい。

失敗を恐れずに挑戦する事は大事だと思う。
アクションを起こさなければ何も起きず、物事も進まないのは紛れも無い事実で、何かを変えたければ、何かを変えなければならない。

金気水も純水に変えられる ~明日もボンボヤージュ~
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定植準備開始

2019.08.30(23:03)
定植への準備を始めた。



土壌消毒の為に被覆していたマルチを剥がし、培土に水分を含ませていく。

本圃に使用しているヤシ殻培土は、一度乾いてしまうと撥水性を持ってしまうので、マルチを剥がすタイミングが難しい。

早過ぎれば水かけに追われる。
遅過ぎれば穴あけに追われる。

今年のタイミングは合ってるはず ~明日もボンボヤージュ~
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苗の最終調整完了

2019.08.29(20:54)
9月初旬に定植を控えている苗達の調整が完了した。

苗を固定していたピンの除去や、余分な葉の整理。植え付ける苗の優先順位の決定。苗数の確保が遅れていた恋みのりを最後に調整し、いつでも定植を迎えられる状態になった。

後は花芽分化を待つだけになる。



岩手県北上市の日長と、日平均気温が25℃以下になる時期と、小型ポットでの育苗だと早ければ9月5日頃には花芽が分化する。

それまでに本圃の準備をしたい。

もう定植か ~明日もボンボヤージュ~
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徐鉄装置の限界把握 【続き】

2019.08.28(21:34)
徐鉄装置 (water boss700) が、約5ppmの鉄分を含んだ井戸水を、再生無しで何リットルまで徐鉄し続けられるかをテストしている。

目標は6,000リットル以上。

まずは、3,000リットル使用後に鉄分の有無を検査。




鉄分は含まれていなかった。クリア。

次に、5,000リットル使用後




鉄分は、全く含まれていなかった。

想像していた以上に徐鉄が可能な様子だ。
目標の6,000リットルはクリア濃厚だ。
これからは1,000リットル毎に鉄分のチェックをしていきたい。


ただ、この使用方法は説明書にはない使い方になる。
説明書には、使用する原水の硬度を計算できる方程式の様なものが記載されていて、「使う時の推奨値」を守って使えとの事。

企業側の建前としては、「徐鉄機を安全に使える設定値を求めてね♪」である。

本音は、「故障や修理の保証をしてる点で困るから使い方守れ!それで壊れたら知らん!」である。

元々この徐鉄機は、米国から個人輸入したもの。
5年~10年の寿命!と英語で書いてはあるが、国外への修理や保証対応はしていない可能性は高い。

全ては自己責任。失敗や成功を決めるのも自分自身の決断全てだ。

いつか壊れる物なら有効に使い倒すだけだ ~明日もボンボヤージュ~
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ひもQグミの発売終了

2019.08.27(20:48)


明治のお菓子、「ひもQ」の販売が終了するそうだ。
ネットのニュースで話題になっていた。

明治いわく、グミを製造する機械の老朽化によって、生産が不可能になるとの事。


個人的に好きなグミの中のトップ3に入るお菓子。
生産は既に終了したそうで、いつ店頭から消えるかは不明だ。

小中学生の時は、ひもQの縄跳び。
高校生の時は、ボーラインノットやエイトノットなどのロープワーク。
社会人になってからはオンラインゲームやPCをしながら手放しで食べられる唯一のお菓子だった。

偶然、ニュースになる直前にセブイレで購入したばかりで一袋残っている。
食べるのは非常に惜しい。

グミ市場の競争は凄くなったな ~明日もボンボヤージュ~
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徐鉄装置の限界把握

2019.08.26(20:28)
機械や装置を理解するにはどうするか?

それは、「使う」事だ。

百聞は一見にしかずである。


使い始めて1ヶ月も経っていない徐鉄装置。
まだ完全に装置の能力を把握出来ていない。

そこで、装置の設定をイジり、徐鉄最大水量が何リットルなのかテストしている。
鉄分が除去されなくなるタイミングを把握しておきたい。





原水の硬度は、3~70の範囲内で設定出来る。





硬度3なら、約4,900ガロン(約18,000リットル)まで再生せずに使用が出来る模様。

硬度70だと、約100ガロン(約380リットル)の原水を通したら再生しなければいけないようだ。

1日の水の最大使用量まで徐鉄が可能なら、再生は24時間おきに自動で行なってくれる。
ダメなら1日に何回か手動で再生しなければならなくなる。





今までは硬度の数値を20で使っていたが、鉄分テストの結果、まだまだ徐鉄能力には余裕があった。

硬度の数値を半分の10に設定し、鉄分が混ざり出す水量を突き止めてみる。

何リットルかなー ~明日もボンボヤージュ~
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夏の終わり

2019.08.25(21:04)
間も無く8月が終わる。

岩手県内では、朝の最低気温が20℃前後と、日に日に涼しくなってきている。

晩夏に聴こえるツクツクボウシの鳴き声は少なくなり、日暮れの早さも感じる。
夜になると、秋の虫達が奏でる心地よい音色が優しく耳に入ってくる。

秋の足音かな ~明日もボンボヤージュ~
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挿し苗の根張り

2019.08.24(21:42)
初挑戦の挿し苗育苗。

苗を培土に固定してから約40日が経過した。
来月の上旬には定植なので、現段階でどのぐらい根が張っているかチェックした。



苗の地上部は至って普通で、非常に健康的。
葉の枚数は3.5枚~4枚程で、何故か枯れ葉はゼロだ。
このまま手入れをする必要なく植えられそうだ。

(葉の色とガタイ的に、若干肥料が足りないかもしれない)



苗の地下部。
ポット内全体に根が張り巡らされていた。
白い根が出ていて、老化した根は確認出来ない。
根量は少ないように見受けられがちだが、定植する頃には良い感じに仕上がりそう。

受け苗より挿し苗の方が優秀かも ~明日もボンボヤージュ~
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徐鉄装置の故障?

2019.08.23(22:23)
約1週間ぶりに徐鉄装置の点検をした。

「苗に散水している水に金気(カナケ)の匂いがする」

と家族に教えてもらっていたので、不審に思い装置の点検と水質検査をした。

結果、井戸水が徐鉄されていなかった。



どうやら、装置内の要であるイオン交換樹脂が正しく機能していなかったのが原因だ。


"飽和食塩水"といって、これ以上塩が溶けない状態の水をイオン交換樹脂に流す事によって、樹脂が吸着した硬度分を交換し、何度も徐鉄が行われる。

装置内には、塩水を作るための原料であるボイラーソルト(塩)を入れている。
装置が自動で水が貯め、溶けやすい塩に浸かった水は、飽和食塩水になる。



味覚的には物凄くしょっぱい水になるのが普通になるが、舐めてみるとそこまで塩っ気がなかった。(関西地域の味噌汁並み)

「飽和食塩水にしてはおかしくね?」

と思い、装置内タンクのボイラーソルトを手で触ると、塩はカチカチに固まっていた。


つまり原因は、徐鉄装置に使用するボイラーソルト(塩)が装置のタンク内で固まる。



水が入っても塩が溶けない。



関西ダシ風味水でイオン交換樹脂の硬度交換が行われる。



硬度交換が正しく行われない。(ダシが薄いから)



徐鉄装置本来の能力を発揮出来ない。

といったフローだ。(関西ダシじゃダメ)


(カチカチに固まっている塩は、棒で突っついて溶けやすくさせる。)


ここ最近、徐鉄装置内のボイラーソルトが減りにくい状態が続いていたが、正直に言うと、

「こんなにも徐鉄に使う塩のコスパが掛からないのは神だな。良い買い物したなぁ。自慢できるぞお。フハハハ!」

と思っていたが、私が間違っていました。
神様、本当にごめんなさい。(お腹が痛くなった時の2割くらいだけど)


今回のトラブルは、いちご栽培に使う点滴チューブに水を通す前の段階なのでセーフだが、知らずに水を通していたら、点検チューブが詰まっていたかもしれない。(ゾッとする)

機械はメンテが命らしい ~明日もボンボヤージュ~
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苗の最終調整

2019.08.22(21:44)
来月に定植する苗達の手入れ作業をしている。



ポットに固定していたピンを抜き、古くなった葉や、伸びたランナーを除去して綺麗にする。
この段階での手入れが、苗作りの最終調整になる。


毎年、定植目前に生育の悪いまま仕上がってしまう苗が必ず出てくる。
だが、最後の最後に苗数が不足した場合に、救世主になり得る可能性が残されている。

、、、捨てずに育てておこう。

最後の1周! ~明日もボンボヤージュ~
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プロフィール

北上いちご園農園主

Author:北上いちご園農園主
岩手県北上市にある観光いちご園、北上いちご園農園主のブログです。

このブログは、元船乗りを経て2014年に新規就農した農園主が、
農園の様子や、いちご作りの様子等を紹介しています。


※ボンボヤージュとは、
船出の際、「よき航海を!」
と、旅立つ人々への挨拶です。

ホームページは、下のリンクにあります。

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