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5番果

2021.05.31(18:31)
先週から5番果の収穫をしている。


今シーズン5回目の大粒である。





この大粒のいちご達。


ちょうど今、出張産直所でお買い求め易い価格でご提供させていただいている。


朝採りの大粒いちごに、ご満足いただけていたら…と思う。


次の大粒は、6月の下旬。(6番果)


6番果で、シーズン最後の大粒になるだろう。


今年は過去一番採れてるかも ~明日もボンボヤージュ~
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1パック300円(税込)販売開始

2021.05.28(20:34)



出張産直所のいちごパックの価格を、5月27日(木)~300円に変更いたしました。


当初、6月1日(火)~を予定しておりましたが、


出来るだけ早く、たくさんのお客様にお買い求め易い価格でのご提供を…


と思いましたので。



残る販売期間は約1ヶ月。


いちごの株達は元気!


我々もまだ朝から元気?


シーズン最後まで、朝採りの完熟いちごをご用意させていただきますので、是非是非ご来店下さい。


ラストスパートの1ヶ月 明日もボンボヤージュ~
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ランナーの収穫

2021.05.26(22:22)
インスタグラムで国内のいちご農家さんの投稿を見ていた。


「あと2回収穫したらおわり」


「6月10日でおわり」


「刈り取ってます、腰が辛い」


とそろそろ作を終える農家さんが増えてきている様子。


当園は、岩手県という冷涼な気候を追い風にまだまだいちごの生産を続けていく。


昨年は7月15日近くまで収穫を粘ったのだが、
来作の育苗作業や準備によって一息つく暇もなく次シーズンに突入したのを覚えている。


したがって、今季は6月一杯までの収穫で打ち切る。


あれですよ、飛び続けられる鳥ってこの世に存在しないんです。



さて、今日は田んぼの仕事といちごの育苗の仕事がある程度片付いたので本圃の手入れへ。








しばらく安静にしていたいちごの株は、ランナーが伸びに伸び切っていた。


ランナーは、収穫作業の邪魔にならない程度にハサミで除去することを始めた。


一本のランナーが、一粒のいちごを収穫するのに一秒邪魔をしてくれるので早く除去するという感じである。


除去するのはランナーだけで、


除去したいのは他にもある。


通路に倒れてきている葉や、収穫を終えた枝も除去したいところなのだがそこまではやっていられない。


私だけ1日が28時間なら別なのだが、そうはいかない。


ランナーだけを除去するのは、ランナーが伸び続けるから。


葉には若干の時間の猶予があるし、枝は動かないので後の後の後回し。


1ヶ月後に株を刈り取ることを考えると、まずは第一優先順位がランナーの除去ということになるのだ。


この時期に長期休暇を取れるようないちごの農業生産法人に出来れば、最高の会社になると思う。


自動ランナー除去機誰か作っておくれ ~明日もボンボヤージュ~
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1パック300円(税込)

2021.05.25(21:21)
今シーズンから、出張産直所にご用意させていただいている朝採りいちごパック。


来週、6月1日(火)より1パック300円~ご提供させていただく。


ブログをご覧になられていないお客様にも、出張産直所でお知らせを始めているところである。


販売はあと約1ヶ月。
より多くのお客様にお求め易い価格でご提供させていただく。


ご来店の際は、予め小銭をご用意いただく必要がありますが何卒ご協力をお願いいたします。


ふぞろいの苺たちも是非 ~明日もボンボヤージュ~
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お下がりの電卓

2021.05.23(21:12)
母からお下がりの電卓を貰った。


恥ずかしい話だが、マイ電卓を持っていない。


パソコンのエクセルソフトや、スマホの電卓で事足りてきたのだが、最近の細かい帳簿付けになってからは電卓というそのもののアイテムが欲しいと考えていたところだった。


ホームセンターに売っている電卓を2~3回眺め、長く使えるものにするか…100均で買うか…といった感じで。





「電卓余ってない?」


と母に聞いたところ、年季もの?の電卓をくれた。


何やら謎のキーが付いている代物。
逆数、約分、商のけた、円周率、√。


こうゆうの使ってる人っています? ~明日もボンボヤージュ~
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育苗棚ネット

2021.05.22(21:09)
育苗ハウスの親株からランナーが徐々に伸びてきている。


来月末に予定している挿し苗に向けてまずまず順調にランナーが伸びてくれている。


先延ばしにしていた育苗棚にネットを張る作業(1ヶ月前が期限)を始めた。弟の力を借りて。





当園の育苗風景は他のいちご農家さんと比べると少し変わっている。


なぜなら、育苗方法を昨年から変えたから。


元々受け苗方式の設備なのだけれども、昨年から挿し苗方式に変えている為、このようにネット張りをしている。


土地が広くてお金持ちな農園なら、親苗ハウスと
子苗のハウスを分けたり、シッカリとした設備で育苗仕事をしているようだが、当園は当園の事情というものがある。


当園は昨年、本圃ハウスの天井ビニールフィルムを世界最高品質の物に替えたので育苗ハウスを建てる余裕が全くない。


だからこそ知恵捻出と時間捻出で乗り越える。


誰か育苗ハウス一式"タダ"で譲って下さい ~明日もボンボヤージュ~
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植え直し

2021.05.19(21:31)
来シーズンの苗作りが本格化している。





今年の7月頭に、親株1株からおよそ30本の子苗を採苗する。


それまでに親株からランナーを育てる。


プランターに植え付けた親株には毎朝欠かさずに水遣りをするようになった。


毎日の水遣りの際に気付いてしまった事がある。


"品種が混ざっている"





昨年の11月に植え付けた親株。


今年の3月に枯れてしまった株があったので、新たに親株を発注して植え付けたのだ。


最近になって、


「あれ?葉の形がおかしい?」


ということに気付いた。


どうやら、おいCベリーとべにほっぺが混ざってしまったようで、急遽植え替えをした。




【おいCベリーの葉】



【べにほっぺの葉】


葉の形状を見ていただくとわかると思うが、似ているようで若干違う。


一株一株チェックして数十株を植え替えた。


わかりやすい管理方法にせねば ~明日もボンボヤージュ~
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新商品 ふぞろいの苺たち

2021.05.18(21:53)
明日より出張産直所にて、"ふぞろいの苺たち"をご用意させていただきます。


価格は、1箱1,000円。


毎日数量限定でのご用意となりますので、お買い求めはお早めに。


早々に売り切れてしまうのか、それとも見向きもされないのか、どちらなのかが非常に楽しみです。


詳しい内容は後ほど ~明日もボンボヤージュ~
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9時ふとん

2021.05.17(21:16)
いちごを栽培する前に、2年程きゅうり栽培をしていた。


きゅうりの収穫作業は、1日に2回収穫する。


早朝と夕方の2回。


きゅうりは果実の成長スピードが早く、"若もぎ"が普通。


1日に2回収穫しなければ規格外の大きさになってしまう。


当時は家族皆で、毎朝5時に固定的に起きるスケジュールだった。


睡眠時間が足りないと日中にバテるのが一般的な生物には当てはまる傾向だが、私も例外ではなく睡眠不足は大敵そのものだった。


それで、私なりの戒めとして「9時ふとん」という自分ルールなるものを作った。


単純に、強制的に睡眠不足を防止する為のシンプルなルール。


夜中の着信には100%出ないし、スマホを解約し廃棄し、誰とも連絡をとらずに数ヶ月間予定を入れずに仕事に集中するようにしていた。


夜中に電話してきた同級生と絶交したくらいだ。


当時の自分ルールは、アスリートがオリンピックを目指していた事と謙遜なかったかもしれない。


それだけ優先順位第一位が仕事で、第二位を睡眠に分配していたからだと思う。


それでも夜中の3時まで起きていたりした事もあって、翌朝から一日中ボーっとしていた記憶がある。


寝たいのに寝れない、眠たいのに眠らない。


船乗り時代から積み重ねられた、うたた寝の経験の数だけ、睡眠に関しては詳しくなった。


何でしょう?睡眠って自分を維持するための大事な時間ですよね?
奪われたくないって思うのは普通ではないでしょうか?(真顔)


アンパンマンの作者、やなせたかしさんは戦時中の経験から食べ物というありがたさを主題歌に込めたそう。


しかし現代人として生きる私にとっては食に関しては至極当然かのように思ってしまっているので、俄然睡眠の方が大事だと考えている。


そろそろ休日という概念の夢を見てみたい ~明日もボンボヤージュ~
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今日の出来事 ヒヨドリの襲来

2021.05.16(21:07)
ここ数日、小鳥がビニールハウス内に出入りしている。


いちご栽培に関する書物にあった、"ヒヨドリの食害…"が脳内をよぎっていたのだが、予想は見事に的中した。


その小鳥は"ヒヨドリ"だ。


当然、当園のいちごが食害にあった。


一晩で相当な食害だった。


無論、食害を無視していては商売上がったりなので、ヒヨドリを追い払う為に爆発音を鳴らすピストルや、爆竹、ロケット花火を試した。


しかし、なかなかハウスの外に逃げてはくれなかった。


外に逃がしても、幾度となく侵入してくる。


本圃ハウスが大きい事もあって、(天井高さ約8m)網を使った捕獲も出来ない。


父と弟と協力してハウス内を何度も追いかけ回した。


手を叩いて外に追いやったり、YouTubeを活用してヒヨドリの天敵である"鷹の鳴き声"をスピーカーから大音量で流したが、なかなか効果のある撃退方法が見つからなかった。


調べれば調べるほど撃退が難しいのも判明した。


ヒヨドリは賢く、音による撃退方法やカカシ、反射テープ等の防鳥に関する手段の殆どを掻い潜るようなのだ。


国内の鳥類による農作物被害額がカラスに次いで2位がヒヨドリらしい。


最も効果的な撃退方法は、"防鳥ネット"を張る事だそう。


残念な事に、当園の本圃ハウスに張り巡らしていた防虫・防鳥ネットは今年の大雪によって全て剥がれていた。


それが今回のヒヨドリの侵入に繋がってしまったのだ。


今日のブログにしたように、日曜日の早朝から起床10分後にハウス内を走り回らされ、Tシャツを絞れそうなくらいに汗をかかされた。


まるで軍隊の抜き打ち朝トレーニングかのように。(心臓に悪いです本当に)


「ヴォウ!ヴォウ!パンパン!」


と大声を上げて手を叩き、ハウス内を全力疾走した。


朝からヘトヘトだった。


田植えによる筋肉痛の体に更に追い討ちもかかる。。。


早いうちに防虫ネットを張ろう。大雪対策も兼ねて。。。


心底思ったのが今日の出来事だ。


それにしても、いちご狩りのシーズンが終わった途端、ハウス内に人が居ない時を見計らっていちご狩りをするとは油断も隙もない鳥だ。


ちなみに大好物は「甘い果物」だそう。


せめて入園料2,100円お支払い下さい ~明日もボンボヤージュ~
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プロフィール

北上いちご園農園主

Author:北上いちご園農園主
岩手県北上市にある観光いちご園、北上いちご園農園主のブログです。

このブログは、元船乗りを経て2014年に新規就農した農園主が、
農園の様子や、いちご作りの様子等を紹介しています。


※ボンボヤージュとは、
船出の際、「よき航海を!」
と、旅立つ人々への挨拶です。

ホームページは、下のリンクにあります。

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