【出張産直所】7月2日にて今季終了
2021.06.30(20:22)
今シーズンの出張産直所でのいちごの販売、7月2日(金)をもって終了とさせていただく。
いちごが疲れるか or 我々が疲れるかのどちらかまでは続ける予定ではあったが、今シーズンはいちごの方が先に疲れてしまった様子。
昨年は7月24日頃まで採っていたので、今シーズンはだいぶ早い終わりである。
いちごも採り尽くしたのか、良い実も少なくなってきている。
今シーズンはこの辺で幕を下ろさせていただく。
来シーズンは、今年の12月頃の販売を予定しているので、それまでお楽しみに。
収穫量が少ないので、お早めにお買い求め下さい ~明日もボンボヤージュ~
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よつぼし苗置き肥
2021.06.29(20:21)


1週間前に鉢上げしたよつぼし苗が活着(ポット内の培土に根を下ろした)したので、置き肥をした。
写真のラムネ風のものが肥料で、肥効期間は約1ヶ月のものだ。
他の品種とは違って、よつぼしの苗だけには9月上旬の定植までに合計で2回置き肥を行う。
よつぼしという品種は、四季なり系の品種という事もあって、育苗期間中に窒素低減等の必要性がない。
苗のクラウンの太さを8mm(タバコの太さ)以上に育てる事によって早期に花芽分化し、早期収穫が可能になる品種らしい。
一季なり系の品種であるべにほっぺやおいCベリー等の品種とは違って肥料をたくさんあげてもいちごが実ってくれる非常に簡略的かつ効率的ないちご栽培かもしれない。
育苗では、とにかくデカくする事が重要なポイントのようだ。
これから一気に大きくなっていくだろう ~明日もボンボヤージュ~
【出張産直所】販売は7月第一週くらいまで(予定)
2021.06.27(20:56)
今シーズンのいちご販売。予定では今月、6月下旬で終了する"予定"だった。
今シーズンのいちごの収穫は、6月一杯までとは決めていたのだが、いちごがまだ採れている事や、いちごがお客様に求められている事実を踏まえ、
7月第一週くらいまではいちごのパックの提供を頑張ろうと家族との経営会議で決まったところである。
ハッキリと、何月何日に販売終了します。
というわけではないので、いちごの状況次第で今シーズンを終了させていただく。
正直、今シーズンのいちごの株、約1万株の片付けや、来シーズンの苗作り約1万株の挿し苗作業があって、セオリーな栽培スケジュールではない。
同じようないちご農家からは異色の目で見られるようなスケジュールではある。
しかし、当園は当園の事情があって…
可能な限りは農園の人材と時間のリソースをフル活用して、お客様の"欲しい"に応えたい。
いちごがまだ実る事も伝えたい ~明日もボンボヤージュ~
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出張産直所のお客様の声
2021.06.25(20:49)
出張産直所のホワイトボード。お客様からのメッセージが書ききれなくなってしまったので、消してしまう前にご紹介。


今回も感謝のお声ばかりで…感激です。
農園の作業を手伝ってくれている私の家族も笑顔になれています。ありがとうございます!
手書きの文字から気持ちが伝わるこの感じ、なんとも言えません。
インターネットの掲示板のような、心が荒んだような誹謗中傷とは比べ物にならないかと。
とても素晴らしいお客様方に愛されているのかと思うと、もっと期待に応えなくては、と思います。
率直なご感想、心に響きます ~明日もボンボヤージュ~
よつぼし苗鉢上げ
2021.06.21(20:57)
先週届いた来シーズンデビューの新品種、よつぼしの苗をポットに鉢上げした。
種子系のいちごを栽培するのは当園としては初の試みである。
期待や不安、ワクワクとソワソワという妙な感覚である。
こんな小さな苗が、9月上旬の定植時期に立派な苗になるのか?と…
12月頃には真っ赤な実を実らせられるのか?と…

ポットへの鉢上げ作業スピードは、物凄く早い。
マジックペンで一気に穴あけをして、

先に子苗を一気に配置し、
一気に植え付ける。

いちごの栽培しか経験のない私としては、種から育てる育苗に強烈な違和感を覚えた。
種から野菜を栽培されている農家さんは、こんなにも楽に苗作りをしているのか?と。
種子系いちごの育苗は、通常のいちご育苗よりも作業時間を50%くらいカットできるそう。
そこで単純に思ったが、種を発芽させて売りまくることができれば即、豪商屋敷を建てられそう…笑
農家仲間が"苗は儲かる"と語る理由が分かる。
話が逸れてしまったが、この鉢上げしたよつぼし苗の今後の管理は、
1ヶ月おきにポットに一粒ずつ固形肥料を与えて、9月上旬の定植まで毎週の病害中管理と毎日の水管理といった流れである。
良い苗に仕立て上げたい ~明日もボンボヤージュ~
【出張産直所】更にお買い得!
2021.06.19(20:49)
先月5月27日より、いちごパックの価格を1パック300円にてご提供させていただいている。本日より、1パック200円の商品もご提供を開始させていただいた。


小粒や、形が少し歪ないちごをパックした商品を200円にてご提供させていただく。
粒が大きく、形の良いいちごはこれまで通り1パック300円にてご提供を続けさせていただく。
お客様のご希望に応じた商品を選んでいただければ…と思う。
出張産直所での販売は、6月末で終了させていただく予定ではあるが、
お客様の反響といちご達の頑張り次第では7月上旬頃まで、朝採りのいちごパックをご提供いただくつもりである。
体力と気力が続く限り ~明日もボンボヤージュ~
【新刊】いちごで稼ぐ!
2021.06.18(21:07)
いちごに関する新刊の本を購入した。先月5月25日に発行されたばかりらしい。

YouTubeにチャンネル登録しているいちごに詳しい方の動画で知り、即購入に至った。
まず、本の絵面がとても良い。もし本屋で見かけていたら自分だったら無一文でも持って帰ろうとするかもしれない。
15分程で全体を見た感じの感想としては、
8年前に発売していて欲しかったような情報が満載だった。
これからいちご農家を目指す方には、まず読んでほしい一冊といった感じ。
友人にも勧めたところだ。
たぶん、8年後にはもっと情報が凝縮した本が発売されるのだろう。
何かと"後でやる症候群"の癖がある人はいると思う。
"後でやるいつかやる"は、"一生やらない出来ない"と思う。
一瞬のチャンスに決断を下す事は、事業をする前においてはただの一歩くらいのスピードかもしれないが、事業をし出すと何倍速ものスピードで決断して前に進んでいくことになる。
覚悟は後回しに出来ない ~明日もボンボヤージュ~
【新品種】よつぼし苗
2021.06.17(21:25)
来シーズンデビューの新品種、"よつぼし"の苗が届いた。


F-1品種と呼ばれる、国内では2番目となる種子型品種。まだ誕生して新しい。
2017年頃に苗の供給が一般に向けて始まったばかりの品種である。
従来のいちご栽培では、親株からランナーを発生させて、そのランナーの先の子苗を採苗してポット苗に育てるのが主流である。
しかし、この品種は"種"から育てられるように開発されている。
種から育てられている事もあって、水稲の育苗箱のサイズにピッタリとハマる406穴セルトレイで届く。
種から育てられるいちご栽培は、非常に魅力的。
いちご栽培における大病の予防や、作業労力の短縮、育苗施設費用削減等々に繋がるので、経営的に期待が持てる。
栽培目線で単純に考えると、親株のプランターが不要になる。(非常に効率的)
この小さい苗達は、数日以内にピンセットや割り箸を用いてポットに鉢上げさせ、9月上旬の本圃ハウスの定植に向けて育てていく。
いちごの実は"薔薇の香り"がするそう。
うーん、面白そうだ ~明日もボンボヤージュ~
いちごの疲れ?
2021.06.16(20:20)
収穫中のいちごの大きさが小さくなってきている。2週間前程から、ひっきりなしに大粒がゴロゴロと実っていた。
収穫も追いつかないほどだった。
「いちごが休ませてくれない!」
と愚痴を漏らしていたのも束の間。
どうやら、動物だけでなく、植物にも少しばかり休みとなるものがあるらしい。
疲れるのは仕方ないよね!(笑顔) ~明日もボンボヤージュ~
大雨予測
2021.06.15(20:57)
ここ数年、豪雨や豪雪などの自然災害が短期集中的に起こるようになっている。自然災害への備えというものは、常にしておきたい。
起こってからでは遅いものである。

岩手県内では今日、数年に一度の豪雨に見舞われた。
紫波町や奥州市では、1時間あたりの雨量が100ミリを超える豪雨だったようだ。
当園のある北上市でも落雷や集中豪雨が原因なのか、緊急車両のサイレンが当園のすぐ側である国道4号線で鳴り響いていた。
大雨は、事前に天気予報で知っていたので本圃と育苗のビニールハウスの換気部と出張産直所の窓を閉められるようにスタンバイしていた日だった。
いつ何時、豪雨が襲ってくるかわからないので、空模様を気にしながら。
体は休めたが、気は休まらなかった。
天気を味方にする事業をしている身としては、こういった不安定な天候はなかなか精神的にくる。
スマホの雨雲レーダーによって、ある程度の大雨を分単位で予測できるようになっているので、
時間的余裕は確保し易くはなった。
ただ、備えに対する現代の情報ツールが揃っていたとしても、急激な自然の脅威には敵わないものだと思う。
出来る備えは出来るだけ"今"しておきたい。 ~明日もボンボヤージュ~