稲刈り
2021.09.25(20:37)


いちごの苗の定植も終わり、水遣りも落ち着いてきた。
我が家の稲も刈り始めた。
コンバインを操作して稲を刈っていくのだが、コンバインの操作方法はかなりシンプル。
車と同じくらい簡単かもしれない。
私が中学生くらいの頃までは、稲作で搭乗式の機械が無かった為に"米作りは重労働"と認識していた。
しかし今では機械化がかなり進んでいるので、コンバインの他、田植え機械もろもろ全て"ラジコン遊び"で楽しめる所まで来ている。
もし将来、私に孫が出来て稲刈りをする時には、機械化というよりも完全無人化になっているかもしれない。
私(60歳)「稲刈りって言うのはだな…コンバインで…大変で体が痒くなって…」
孫「コンバイン?あー稲刈る為のGPS設定とプログラミングしておけばいいんだよね?3分で終わるよあとはオートでしょ」
私(60歳)「あ、ああ…」
てな具合でしょうか?恐らく人は必要無くなるとは思います。
新米美味い ~明日もボンボヤージュ~
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定植後の植え直し
2021.09.21(20:25)


定植後の水遣りも10日近く経った。
99%の株達は健全に成長しているが、全ての苗が健全というわけではない。
中には生育がよろしくない苗も見られる。
そういった苗はなるべく早めに予備苗と入れ替えるようにしている。
一作を通して、病害中等の重大なインシデントの早期発見は結構重要になる。
なので栽培管理の効率化には躊躇する事が多い。
なぜかというと自動化や効率化はどうしても重大なインシデントに気付ける機会を減らすから。
農園全体における必要最低限のチェック機能を維持するためにも、全て機械任せにはできない。
結局のところ人の目による判断と手による手段が栽培の要になる。
楽をしたいという欲は仕事の難敵だ ~明日もボンボヤージュ~
【新品種】ベリーポップ すず・はるひ
2021.09.16(21:05)
今シーズン初挑戦の新品種を定植した。


"よつぼし"と同様、種から育てられるF1品種と呼ばれているもの。
品種名は、【すず】と【はるひ】。
個人的に種子系の品種には非常に期待している。
この【すず】と【はるひ】は、種苗会社が今年から試験的に苗を供給している品種。
当園はキャンセル待ちの末手に入れる事ができた。
最新品種と言えば最新品種となるので、ネット上にはなかなか情報もない。当然販売もされていない。
非常にレアな品種となるがお客様の声次第では将来的なレギュラーメンバー入りも考えている。
新品種、お楽しみに ~明日もボンボヤージュ~
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定植後の水遣り
2021.09.13(21:43)

定植後のいちごの株に水遣りをしている。1日に3回だ。
定植後も、およそ2週間前後は可能な限り手灌水を施す必要があると考えている。
理由は様々あるのだが、要は早期から沢山のいちごを長い期収穫する為には必要不可欠になると言われているからだ。
家庭菜園の範囲内であれば必ずしも必要ではない作業になると思う。
当ブログも運営を始めて3年?くらいになるが、結局のところ栽培の要点は毎年同じ。
農作物の管理は、地味な連続作業を抜かりなく積み重ねられるかが最低限求められる要素だと思う。
そういえば今季は7作目ダナァ ~明日もボンボヤージュ~
定植
2021.09.10(23:24)

乾いた風がビニールハウスに吹き込んでくる秋の季節を感じるこの頃。
本圃ハウスの高設ベンチに、新たないちごの苗を植え付け終えた。
いちご栽培の大きな節目である定植である。
昨年の今頃から作り始めた数百本の親苗から始まり、1年がかりで数十倍に苗を増やした。
途中、枯れてしまった親苗や、
病気によって枯れてしまった苗もあった。
1年の間に色々な出来事があった。
当初の品種構成や本数とは少し変化はあるが無事に約1万本を植え付ける事ができた。
実に感慨深い。
いちご栽培歴的には大きな試練を1つ乗り越えたワケなので、チョットだけ安心している。
ちなみに、苗作りの半分は私の弟の管理によって作られた苗達になる。(苗作り2年目かな?)
良いいちごが成ってくれる事を楽しみにしている事だろう。

新たな門出 ~明日もボンボヤージュ~
花芽検鏡と植え穴
2021.09.08(22:02)
今年も、いちごの苗を植え付けられるかどうかの"花芽検鏡"を農業改良普及センターにお願いしてきた。
花芽検鏡は、1本の苗につき20~30分程かかるそう。
1品種なら割とすぐに結果が判明するところだが、今年の当園は6品種の依頼である。
花芽分化の精度を上げるために各品種3本づつ検鏡をしていただいた。
結果によって品種の定植順番が決まってくるので、本圃の培土には予め植え穴を空けて準備しておくようにしている。

言わば段取り。
定植作業は、いちご栽培の本に書かれている通りに基本を忠実に守る事が成功への近道だ。
花芽検鏡の結果…
全品種が花芽分化していた。
花芽検鏡をして下さった担当者からも、
「もー植えてっていーですよー」
とお墨付きをいただけた。
全品種の分化が揃うとは過去に類を見ない結果ではあるが、定植の安全日である事に変わりはない。
花芽分化の結果から今シーズンの早期収穫の絵が思い浮かんでくる。
胸を躍らせる気持ちを可能な限り抑えながら、シッカリと1本1本植え付けてあげたい。
明朝は目覚ましイラズかな? ~明日もボンボヤージュ~
花芽分化と定植時期
2021.09.05(20:12)
9月。秋虫が鳴き、トンボが飛び始めた。
いちごの花芽分化&定植も近い。
いちごの葉かき作業も終わり、7日~10日にかけて花芽検鏡を予定している。
花芽検鏡は、いちご苗の成長点に花芽が付いているかどうかを確認する大事なイベントで、
いちご農家的には年間で最も重要な事柄。
いちご苗は花芽が付いてからでないと、植え付けられない為、
(いちごの苗は、植え付けが早くても遅くても早期収穫が遅くなってしまうから。)
花芽の確認と同時に、一気に本圃ハウスのベッドに植え付ける事が必要不可欠になる。
花芽が付くのが1日早ければ、収穫開始が3日早まるとされるので如何に早く分化させられるかで、シーズン突入へのスタートダッシュも決まってくる。
早く収穫出来るということは、早くお客様にいちごを提供させていただける。
だからこそ重要なのだ。
例年と比べて、ここ1週間程気温が低く推移してくれている為、今シーズンの早期収穫に期待している。

【ふたご】
さて、どの品種から植えるのか? ~明日もボンボヤージュ~