よつぼし 2番果
2022.01.30(20:09)

よつぼしの2番果が採れている。
2番果は一作の中で最大の大きさのいちごで、一粒の重さは50g程になる。
大玉系品種であるべにほっぺ等は70gを超えるものもあるので、中玉系品種なのだろう。
よつぼしを作るのは今作が初めてなので、傾向や特徴は掴めてはいないが、比較的小ぶりな粒が多いと感じている。
ただ、実はしっかりとしていて重量感はあるので優秀な品種である。
2番果の収穫は10日程度続く為、この機を逃すと来シーズンとなる。
宣伝というより、正直な情報なのだが。
本当に今の時期にだけしか出ない大きさなのだ。
自信を持って正直にオススメ ~明日もボンボヤージュ~
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桃薫、始動
2022.01.29(20:30)
桃薫の実がだいぶ揃ってきた。昨年とは違って形も良く、採れ始めな事もあって大粒揃い。
昨年は2月中旬頃の実り始めだったので、相当生育は前進化した。

桃薫は、極晩生品種という特徴もあって実る時期は他の品種に比べると1ヶ月程遅い。
いちご界の歴史的背景から察するに、有名な"とちおとめ"や"さがほのか"等の一般的品種は、早期収穫が可能だった事もあって名を挙げてきた。
真逆の生育をする桃薫を知っている方が少ないのは至極当然といえる結果だと思う。
桃薫が極めて珍しい希少品種なのは、インターネットの世界に反映されている通りで、なかなか手に入らない。
まだ召し上がったことのない方はこの機会に是非。
そして感想をお聞かせいただけると、今後の栽培品種に強く反映させていただける。
是非とも正直なご感想を ~明日もボンボヤージュ~
親株の育苗棚作り ビス留め
2022.01.28(17:03)
昨日の筋交問題、設計者が来て無事に解決し、お陰で今後の道筋がハッキリと見えるようになった。
さて、棚の上部の横パイプを固定する為に、ピアスビスというネジを打っていく。
水平器で水平を確認しながら。


ビスを10本打ったところで、誤って自分の掌にビスを打つというドジを踏んだ。
見習いの大工だったら間違いなく大将にこう怒られるだろう。
「自分の手に打ってどないすんねん!打つのは骨材やろーが!ボ●!」
というわけで作業は強制終了した。
慣れない仕事はいつもこうだな ~明日もボンボヤージュ~
親株の育苗棚作り 試作棚編
2022.01.27(21:30)
日中に空いた時間を利用して親株の育苗棚を組み立てている。今日は前日に打ち込んだ柱パイプへの基礎部分で、
沈下防止措置と、棚上部の組み立て。
水を含んだ重いプランターが乗っかる棚なので沈下防止は大事。
器具に使うのはこの円板だ。


良い品ということもあって1個100円するらしい。
偶然、数年前に親しい農家さんから譲っていただいたものと、在庫と合わせると数量がピッタンコだったのでけっこう節約出来た。
何か運命的なものを感じて嬉しくなる。


沈下防止円板を、地面に打ち込んだパイプの上部から通して最下部まで降ろせばok。
次に、パイプの頭を"パイプカッター"でカット。
パイプを打ち込んだ際に、どうしても頭が潰れてしまうのでその後の施工を考慮するとカットした方が効率的だと聞いた。

隣のパイプと水糸に合わせてカットしていく。

上部に横パイプを取り付けていくと、大体カタチになっていく。
ちなみに横パイプの役割だが、6月にでも説明させてもらう。

さて、ここで問題。
"筋交"というものを入れるらしい。
柱の間にナナメに入れる補強要素みたいなものである。

一部の設計図は貰っていたのだが、自分の考えではどの場所に何本筋交を入れるのかがわからない。
(そもそも筋交という漢字すら知らない。)
自分で注文した筈のパイプなのだが、、、どう計算しても組み合わせに納得いかない。。。
考え込んでいたところ、ちょうど良く設計者が明日来るということなので、辺りが暗くなったこともあり深追いはヤメ。
念の為、絶対に違うであろう組み立ての例にしておいて、設計者に説明してもらう。

恐らく、
「こんなんじゃ棚が倒れますよ!~~~☆$%#○〒~~~」
と細かい情報まで教えてくれるという絵を描いている。その為の布石としてはいい感じだと思う。
ふと、組み立てを手伝っている弟が口を開いた。
「ちょこちょこ組み立てていくのは、本にパーツが入っていて定期的に届くアレだわ」
ああ、なんとかスティーニ? ~明日もボンボヤージュ~
親株の育苗棚作り 防草シート張り
2022.01.25(20:38)
ここ数日、雪が降らずに除雪業務からは解放されている。ようやく日中に数時間程、時間が確保できるようになったので育苗棚作りへ。
雪が降れば作業は中断してしまう上、2人必要になるから早く完成させたい。
育苗ハウス内の地面は、水平にする為に砂を敷いてもらっていて、砂が乾くまでに1ヶ月近くかかった。
防草シートを張るにも土地がブヨブヨで張れなかった。その為に施工が遅れたのだ。
イレギュラー続きの昨年が未だに尾を引き、作業が後手後手になっているのも仕方のない事。
弟を駆り立て、ようやく防草シートを張ることができた。

次に、棚の支柱となるパイプを床に挿していく。
初めて使う墨出し機の使い方をググりながら、水糸を張り、、、


鉄パイプをハンマーで打ち込む。

ここでアイテムを使用。
祖父母のお下がりの電動ハンマー(重量18キロ)の先に、単管パイプ打ち込み金具を取り付けてガンガン打ち込む。

ちなみにこの機械は昭和40年製。
しかも機械には歴史があって、私の父の大学の学費の為に、祖父母が便槽のコンクリート施工をしていた時に親族から譲ってもらったもの。
すなわち、この機械がなければ私と弟が産まれていなかったかもしれない?
機械のお陰で施工はすっごい楽。
歯を噛み締めながら腕を振りかざし、ハンマーで何度もぶっ叩くよりも5倍速はある。
汗を拭うタオルも必要なければ、時期的に風邪もひくリスクも減少する。
もし機械が無ければ、地道にコツコツとパーツ産業し、(パイプは全部で184本)風邪をひいてもおかしくない。(震撼)
とりあえず施工に関しては右も左もわからないズブの素人だ。
初めての事に対してダサいとか要領だとかへったくれもないので、
まずはコツを掴む為に1列だけ棚を完成させてみたい。
絶賛助っ人募集中!※時給52円、水無料支給 ~明日もボンボヤージュ~
2番果とその先の3番果
2022.01.24(21:30)
2番果(花)が順調に実を付けている。

【私目線で美しく感じる絵面】
いちご達は、12月から続く日照不足と低温に踏ん張りながら、1番果に栄養を送りつつ、2番果にもしっかりと栄養を送ってくれている。
とりあえず今年もここまでは順調と言える。
しかし、毎年この時期のいちごの体内に眠っている3番果(花)までの栄養が足りないのか、配分が追いつかないのか3番果が少なくなる。
つまり3月下旬頃に実る3番果がが減る事になる。
常に、あの手この手で光合成を促進するようにしてはいるが、12月~1月の期間はなかなか一筋縄にはいかない。
栽培7年目を迎える今年こそ、そろそろ実を結んでくれてもいい頃だと都合良く考えてはいるが、結果はどうか…
最近の情報によると、3番果の実の減少における対策方法として、"1番果をあえて減らす"という戦術が効果的だとは知っている。
戦で例えると恐らくこうだろう。
いちごの実の数という全ての兵力は決まっていて、1番~6番隊まである中で、
1番隊を意図的に減らす事で、3番隊の兵力が大工増強する。
との戦術なのかもしれない。
ゲームでいう、"1ターン待てば一瞬攻撃力1.5倍にする"といったもの?
情報が少ないいちごの栽培技術。本、動画、ネット情報は全て調べているが、これだけはお手上げ。
もはやその人に会って話を聞くか、己で試してみるしかないのかも。
3番果の解決法求む ~明日もボンボヤージュ~
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海上からの贈り物
2022.01.23(20:11)

友人から誕生日プレゼントが届いた。
大きめのジョッキに、お酒の適量や適量を守る事によって得られるウンチクが書かれたもの。
そういえば友人宅に行った際に見覚えもある。
友人からの"体を気遣え"との優しい忠告なのか、このジョッキで飲めば背徳感?でより酒が旨く感じると言いたいのかよくわからない。
ただ、いただいたジョッキの初回から適量の3倍のアルコールを注ぎ込んでいるのは確かな事実と言える。
しかし心配は全くのご無用で、私の家系的にお酒で体を壊した事例が見当たらない。
恐らく、私がくたばる寸前まで、このジョッキで大切に365日×68年お酒を楽しむだろう。
いいロゴやね ~明日もボンボヤージュ~
32歳のバースデー
2022.01.22(20:26)
つい先日、32歳の誕生日を迎えた。気付けば歳を取っているものだ。
当然、実感もなければ自覚もない。
時間という概念には抗えない以上、誰でも自動的に歳はとるもの。
年齢はそれを数値化したものなので、ある意味分かり易い。
会う人にとっては"もういい歳"と思う人もいれば、"まだまだ若い"と思う人もいる。
忠告なのかお節介なのか、客観的視点から見ると結構際どい年齢なのかもしれない。
今後の2年間の人生設計では、いちご、いちご、いちご、ととにかくいちごを第一に人生を歩む事に間違いはない。
そんなに器用なタイプではないので、いちご以外の事に熱中できる程の器量は持ち合わせていない。
家族との時間と健康と、いちごとの時間と健康を大事にしたいと思っている。
あとはないな ~明日もボンボヤージュ~
親株の育苗棚作り イメージ編
2022.01.20(18:07)
来シーズンの苗作りから、"ナイアガラ育苗"という育苗方法に挑戦する。
【設計図①】

【設計図②】
高さ150~160cmの棚にプランターを配置し、親株から伸びるランナー子苗を床まで伸ばすという、
省スペース、大量生産の育苗方法である。
挿し苗という育苗では、このナイアガラ育苗が多く採用されている。(と思う)
パイプハウスは完成しているのだが、
訳あって育苗棚の完成が1ヶ月遅れている為、そろそろ作っていこうという所。





水平を取るためにレーザー墨出し機を借りることができたのはいいのだが、いかんせん施工はちんぷんかん。
水平な棚作りは初の試みなので、
念のため当園の高設栽培棚を作成してもらった際の写真を漁り、イメージしている。
恐らく、黒マジックで鉄パイプ全てに同じ高さのマーキングをし、水糸の高さまでパイプを打ち込んでいるのだと推測。
あとは現場かな ~明日もボンボヤージュ~
7度目の救出劇
2022.01.19(20:40)
農園の前に一本の道路がある。幅3メートル、距離は約300メートルの一本道。
いちご狩りのお客様が必ず通るあの道である。
昨年程の積雪ではない?が、今年も車が立ち往生する姿が後を絶たない。

今回は当園の生命線である暖房機の燃料を運んできてくれるタンクローリーがハマった。
(※2回目)
仲間の灯油を運んでいるタンクローリーが応援に駆け付け、綱引きをして救出。
トラックはベテランの運ちゃんが多いイメージだが、ハマる時はハマる。
自然相手に経験則を持っても太刀打ち出来ない事もあるのだ。
これで"魔の道路の犠牲車"は7台目。
乗用車にユニック、タンクローリー等々、
そのうち、3~4台は父のトラクターで救出した。
降雪が落ち着くのは二十四節気の「雨水」の頃なので今日でちょうど1ヶ月になる。
雨水まで耐えられれば日中の気温で道路の路面は黒色になってくる。
30日…1ヶ月…気付いたらあっという間に過ぎ去ってしまうとのではないだろうか?
明日は大寒、峠は越えそうだ ~明日もボンボヤージュ~
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