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暖房機改造

2019.01.18(22:45)
ハウス内の温度と湿度をコントロールする機械、「暖房機」。(昭和52年製)

2年程前に知り合いの農家さんから譲っていただいた物だ。



温風を送るダクトを床に這わせて使用するのだが、温風がいちごに悪影響を与える事が分かった。

祖母に、

「暖房機の風が当たる株に美味くないいちごあっぞ?風当たらないようにならんかえ?」



と、ご指摘を受けたので、
いちごに温風が当たらないように、空中にダクトを配置する工事をした。

風を送るファンと、吹き出し口を入れ替えるだけになるので、私は祖母に、

「これならそーだなー、、2時間で終わるわ!チョチョイのチョイよ!ハッハッハ」


と、豪語した。
まず、吹き出し口を取り外す。



ネジ4本。誰でも出来る!

次に、吹き出し口を固定する"枠"だ。
床に寝そべってボルトを外していくが、姿勢が辛く、汗だくになってくる。。。

ここでトラブルが発生する。

ボルトが取れない!Σ(゚д゚lll)



古い機械だ。42年間緩めてなかったボルトが簡単に取れるハズがない。
恥ずかしい事に、ここでキレてしまった私。
冷静さを失い、ハンマーで力任せにぶっ壊そうとした。

「ゔぅおおおお!」

と、大声で叫びながら、"ガンガンガンガン"と、連打攻撃をするが、ボルトはビクともしない。



眼鏡の内側に汗が流れ、視界が歪む中、息を切らした声で一言放った。

ーっーっ奥の手だっ、、(;´д`)



Tシャツ1枚で外の作業小屋にダッシュし、サンダーを繰り出した。鉄の素材にはコレだ。
電源を接続し、火花を散らし、ボルトをカットしていく。



なんと、ものの30秒で切断出来た。
どんな時でも、勿体ぶらずに最初から奥の手を使った方が早いと思うのは私だけだろうか?


(歪んだパーツから、如何に短気なのかが伺える。)



次に、送風機だ。
これが結構重い。30キロ以上はある。
下手に持ち上げると腰をいわすので、ハウスの鉄骨を利用してロープを用い、ゆっくりと床に下ろす。



外したパーツを取り付けて完成だ。
戦車みたいでカッコいいですね!



最後にダクトを空中に釣るロープを配置していく、、、



(脚立の上から見るいちごハウス内は普段とは少し違った景色だ)



動作は良好。

これで床の掃除もし易くなった。
なによりもこの通路にあるいちごの株から、良い実が収穫できる事が大きい。



作業が終わった時刻は16時。
綺麗な西陽の光が、労を労ってくれたような気がした。
と、同時にいちご達の喜びの声が微かに聞こえた気がした。

そう、気がしただけだ ~明日もボンボヤージュ~
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北上いちご園農園主

Author:北上いちご園農園主
岩手県北上市にある観光いちご園、北上いちご園農園主のブログです。

このブログは、元船乗りを経て2014年に新規就農した農園主が、
農園の様子や、いちご作りの様子等を紹介しています。


※ボンボヤージュとは、
船出の際、「よき航海を!」
と、旅立つ人々への挨拶です。

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