知恵と効率化
2020.05.15(21:02)
田植えが終わったので、後片付けをしている。田植えと言っても、後片付けまでが田植えになる。
小学校で良く教えられた、
「遠足は、無事におウチに帰るまでが遠足です。」
それと同じ事。
さて、本題。
水稲のプール育苗に使っていたシートを高圧洗浄機で綺麗にし、乾かしたら収納。。。
といきたい所だが、シートが乾くまで時間を要してしまう。
このままでは時間が無駄になってしまう。
そこで、
「どうしたらもっと早く乾くのか?」
と考える。
思いついたのは父。
新しい発想による乾燥方法を思い浮かんだようで実際にやってみた。

フォークリフトを"活用"し、

プール育苗のシートを天高く持ち上げる。

まるで帆船のよう。
これでシートの裏面を同時に乾かす事が出来る。
時間効率的には倍だ。
その間に他の片付けを同時並行で進められる。
農作業だけではなく、作業というのは、
如何に"頑張った"のではなく、
如何に"効率化"するのかが重要とされる。
サラリーマンを辞めてから心底思うが、当時は、
8時間もの固定された勤務時間の間、「仕事頑張ってます風の姿勢」を作るために、
無駄に脳味噌を捻って作っていた。
要するに悪知恵。
如何に仕事へのやる気がなかったかを、身に染みて感じている。
ダラダラと作業を"頑張り"、時間一杯働いたら評価されるくらいなら、いっその事作業しない方が効率的かもしれない。
余談だが、このフォークリフトは節約上手の父がサラリーマン時代に約10年かかって手に入れた物。
手に入れるまでに、昼食のランチを自家米で作ったおにぎり生活を続け、日々から寸暇を惜しんで節制に励んだからこそ手に入れられたフォークリフトらしい。
楽を得たなら次の苦に飛び込もう ~明日もボンボヤージュ~
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