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DIF(昼夜温格差)

2018.04.21(21:14)
 日に日に気温が上昇している。特に夜温が高くなってきた。

 最近の北上市の夜明け前の最低気温は、8℃~10℃程で、日没後の夜温前半の温度が15℃前後にもなるので、とても高い。
この時期になるとDIF(昼夜温格差)が小さくなるので、いちごの株が栄養成長に傾き、大きくなってしまう。
肝心ないちごの実を大きくしたいので、生殖成長に傾けたいが、なかなかコントロールが難しくなってくる季節が、とうとう岩手県にもやってきた。

 日中の気温を高くしてストレスを与える事によって、生殖成長に傾ける方法もあるが、ハウス内が暑くなってしまうので最善策にはならない。肥料濃度を上げる事でも生殖成長に傾ける事もできるらしいが、リスク的にあまり良くないみたいだ。
残る手立ては、灌水での培地水分コントロールになる。
乾燥しやすい季節でもあるので、あまりストレスを与えすぎると葉の気孔が閉じてしまうリスクも多少なりともあるが、他に方法はないだろう。

やるかやらないかならやる ~明日もボンボヤージュ~
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CO2濃度

2018.04.12(19:30)
 当園が今年から新たに取り組んでいる事、日中のCO2濃度の高濃度施与だ。

 ハウス内の環境制御において、CO2施与は、収量の増加に、最も有効な方法とされている。
理論的には、収量だけでなく、光合成によって、果実に送られる糖も増える為、収量と糖度、両方に効果があるとされる。

 暖かい地域では、冬でも換気をし、ハウス内の温度を下げるが、同時にCO2も外気に排出される。
当園は、冬場は寒く、換気がほぼ不必要なので、高濃度でいちごにCO2を与える事が出来ると思ったので、実際に試した。

実感としては、冬場の実の量は、確実に増え、大粒の実も多かった。(気がした)

後半はどうかな? ~明日もボンボヤージュ~
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プロファインダー

2018.04.11(19:15)
ハウス内の環境測定機器
 当園では、ハウス内の環境データを測定している。
測定機器は、誠和(株)のプロファインダーだ。

 この機器は、ハウス内の温度、湿度、絶対湿度、露点、飽差、飽和水蒸気量、CO2、地温、照度、積算気温のデータを1分間隔で、リアルタイムに閲覧が出来る。そして記録する機器だ。
簡単に言うと、いちごにとって、最も良い環境状態なのかを「見える化する装置」だ。

 しかし、データの閲覧、記録するだけではあまり意味がない。
得た情報を元に、「なぜそうなのか?」「と論理的に考え、「どうしたらいいか?」と改善点を見つけ、PDCAサイクルを回していく事が、最も重要だと思っている。
それが、いちごの状態に繋がっていく。

奥深い、いちごの謎解きへ ~明日もボンボヤージュ~
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ハウス内の環境

2018.04.07(20:23)
 当園が、栽培で初年度から取り組んでいる事がある。
それは、「ハウス内の環境制御」である。
環境制御とは、光、温度、湿度、二酸化炭素濃度などを、人工的にコントロールし、
作物が、最大限に光合成できる環境を作る事である。

 初年度は、環境制御のセミナーに何度も参加した。
昨年は、施設栽培農業で、世界最先端のオランダに、トマト栽培の様子を見学に行った。
一通り、環境制御について学んだつもりだが、実際の栽培に反映出来ているかと言うと、まだまだ疑問だらけである。
年々、栽培の情報も更新されるので、ついていくのがやっとだ。

3シーズン目の今年の挑戦は、二酸化炭素濃度を高濃度で施用するとどうなるのか?を、試している。

試行錯誤の連続 ~明日もボンボヤージュ~
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プロフィール

北上いちご園農園主

Author:北上いちご園農園主
岩手県北上市にある観光いちご園、北上いちご園農園主のブログです。

このブログは、元船乗りを経て2014年に新規就農した農園主が、
農園の様子や、いちご作りの様子等を紹介しています。


※ボンボヤージュとは、
船出の際、「よき航海を!」
と、旅立つ人々への挨拶です。

ホームページは、下のリンクにあります。

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