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半期決算会計

2022.06.22(20:37)



6月末日で収穫シーズンが終わる。

収穫を終えるまでに一旦会計をまとめているのだがいつものことながらPC相手の仕事はどうも苦手だ。

デスクワークが得意な人に早く外注できるようにもっと事業を大きくしたい。今が1番中途半端だから。


理系の仲間が1番欲しいんだよね ~明日もボンボヤージュ~
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新棟建設 カーテン設置

2022.06.21(21:09)









来シーズンから作付け予定の新しいビニールハウスの工事の様子。
色々と進み、カーテンが張られた。


カーテンとは、ハウス内の保温や遮光をする為に作物体の上に展張するものだ。

いちごという作柄上、冬場~初夏までが収穫シーズンなので、ハウス内の気温を上げる事に主軸を置いている為保温カーテンは必須。

あと、遮光カーテンも必要。
どちらかというとサブ的な装備だが、保温兼用の装備なものをチョイスするのが一般的。
あるかないかで収穫期間が年間1.5ヶ月は違うと思う。

カーテンは、約7年前から欲しかったもの、
株式会社誠和製 ラクソス・ハーモニーというもの。
ハウス栽培において世界で最も先進的な農業をしているオランダに1週間勉強しに行った際、カーテンはほぼコレだった。
ずーーっと欲しかったもの。


コスト的には現存ハウスのカーテンの何倍もの価格になるのだが、もっと良いいちごの生産を目指している以上、ここもケチれない。要するにこだわりだ。


ハウス栽培全体的な考えとしては、作物体に注ぐ光を極力遮らないようにする事が重要だとされているので、作物体の上に位置する道具は良いモノをチョイスすることが最適な選択だと私は考えている。


やっぱ新品のニオイはいいね ~明日もボンボヤージュ~
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3品種のいちごの様子

2022.06.17(21:21)
今日撮影した3品種のいちごの実付近の様子。



【おいCベリー】



【章姫】



【桃薫】


いちごの株の観察の中で収穫量予測に繋がるポイントは開花状況や直近の青い実の数だとされている。


開花状況では、花の大きさ、花の数、花の形で将来を決める。

直近の青い実になり、粒の大きさ、粒の数、粒の果形や病害中状況が、赤い実になって完成する。



この考えによると、おいCベリーと章姫は今シーズンの最後の粒の大きさと数量となる。

当園唯一の極晩生品種である桃薫は、まだまだこれからと言わんばかりの実の数になっている。


最後まで頑張ってくれそうだ ~明日もボンボヤージュ~
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鉢上げ体制

2022.06.16(21:03)
来週半ば、種子型品種の苗達が到着する。
来作のいちごの育苗が本格化してくる頃だ。
届く苗数は約4,000本。


60cm×30cmの水稲育苗箱サイズに、406本詰まったコンパクトな苗姿で。


【去年の過去ログから】

種から作られている品種になる。
非常にミニマムな苗なのが面白いポイント。



苗を受け入れる為の下準備。
培土入りポットが風や野良猫による被害で培土が飛び散ってしまい目減りしていた。

弟に補充してもらい散水テスト。




今月の頭に育苗ハウス内除草の手助けもあり、圃場衛生はgood。

新品のビニールハウス、ほぼ新品の床、新品の育苗棚に新品のポット、新品の土、全てが新。
受け入れ体制はバッチグーだ。


上手くいくはず ~明日もボンボヤージュ~
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ベリーポップすずの様子

2022.06.13(20:27)



今シーズン初栽培の"ベリーポップすず"。
シーズンを通して傾向特徴を見てきた。


四季成りの血統もあってとにかく草勢が強い。

よつぼし同様、他の品種と比較すると株の手入れに1.3~1.5倍くらいの手間暇はかかるが、
育苗期間の手間暇と病害中リスクの低さといった点が良い。


とりあえず苗は作ってみるが、事業のメイン品種というよりはサブ的な品種になるだろう。


四季成りは難しいね ~明日もボンボヤージュ~
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祖母とおいCベリー

2022.06.12(21:49)






ここ数日間、味見をしていた中で私が1番気に入っている品種、おいCベリー。


シーズンを通して繊細で敏感な品種、祖母の細かい観察や手入れ術効いているのだろう。


ありがとうバーちゃん ~明日もボンボヤージュ~
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章姫の様子

2022.06.10(20:06)



今作の章姫の様子。

昨年8月、炭疽病の猛攻を受けてほぼ全滅した品種だ。

知り合いの農家さんから苗を譲ってもらい、何とか今シーズンも残り3週間まで漕ぎ着けた。


章姫はいちご界でいう"収穫量の王様"のような存在なので、炭疽病の被害を受けても他の品種と肩を並べる位実ってくれた。(と思う


見てくれも良い品種なので見直したい品種だと今シーズン痛感した。


あと3週間がんばろう ~明日もボンボヤージュ~
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集中的剪定

2022.06.09(20:54)



6月に入ってから10日間。
本圃のいちごの株の手入れを集中的に行なっている。


アルバイトのスタッフ3名の頑張りにより、手入れは完璧。
風通しは抜群で、梅雨時期でも株の健康の維持に繋がるだろう。
お陰様で6月末までの収穫が見込めそうだ。

最終日となる明日には美しい圃場内が一望できるだろう。本当に感謝である。


国内のいちご農家の方々が収穫を諦めている中、当園は+1ヶ月間収穫期間を延長している。
お客様が求めている限り、その声にお応えしたい。


泣いても笑っても6月一杯 ~明日もボンボヤージュ~
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ホワイトボード導入

2022.06.07(20:56)



「見える化しろ」


父の指導があり当園にホワイトボードを導入した。


アルバイトの方3名と弟と私と計5名の作業が一目で分かるというスグレモノだ。


農園の作業チームは、20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代。
7人の共通認識を得るにはホワイトボードがベター。

メンバーが増えるとオペレーションやホウレンソウ等々は、結局のところ大企業が当たり前化しているコピペ術が1番手っ取り早い。


母に教えてもらった付箋術も役に立っていて助かる。


うーん、わかりやすい ~明日もボンボヤージュ~
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苗場の様子【動画】

2022.06.04(20:51)



挿し苗作業まで残り1ヶ月。


残り1ヶ月なので短期目標。
20,000本の子苗を
病気もなく徒長もなく
目標数量を確保すること。
5~6品種あるのでとりあえず最低限の数量確保が軸となる。


いちごにとって大敵である高温、高湿度、密植による通風性の悪さによる健康状態の悪化を招く危険性に神経を使う時期になってくる。


炭疽病のリスクが常に付き纏ってくるので気を引き締めて参りたい。


来シーズンの要 ~明日もボンボヤージュ~
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プロフィール

北上いちご園農園主

Author:北上いちご園農園主
岩手県北上市にある観光いちご園、北上いちご園農園主のブログです。

このブログは、元船乗りを経て2014年に新規就農した農園主が、
農園の様子や、いちご作りの様子等を紹介しています。


※ボンボヤージュとは、
船出の際、「よき航海を!」
と、旅立つ人々への挨拶です。

ホームページは、下のリンクにあります。

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