扁桃炎と戦っています
2021.02.18(20:19)
先週10日から"扁桃炎"になってしまい、現在進行形で戦っています、農園主です。扁桃炎は、喉が腫れて高熱が出るという病です。
要は風邪みたいなものなんですが、扁桃腺が腫れやすい人は風邪というよりも扁桃炎。
そんな病です。
自分は扁桃腺が大きく、高熱が出やすいタイプなので、今回も体温が最高40℃まで上がりました。
11年前に扁桃炎が悪化した際に、数日間の入院経験があります。
今はその一歩手前ですね。
発熱があったのは先週10日。
町医者に事前連絡してから行ったものの、コロナの事もあって駐車場で2時間待たされた挙句、診療してもらえず、その後2件目の町医者でようやく扁桃炎と診断され、処方箋をゲットしました。
あの時の看護師さんは、天使に見えました。
薬を手に入れた後は、フラフラになりながら大きめの加湿器を値段も見ずに購入し、自室でガンガン炊いて安静にしていました。
13日の土曜日の夜に、まあまあ回復したのでビールを飲んでしまいました。
14日の日曜日の夜に、まあ大丈夫なんじゃないかと思い、けっこうビールを飲んでしまいました。
そうしたら15日の朝には悪化してしまいました。
今は、ヤマ場を乗り越えて良くなりつつあります。
喉がヤケドしたような状態なので、食事はおかゆ、ゼリー、ヨーグルトのような流動食しか食べられません。
飲み込む時に痛むんですよね。
例えると、沸騰直後の熱湯をコップ一杯一気飲みした後のような感じですかね。
扁桃炎の原因について調べたんですが、
疲労・ストレス・アルコール・喫煙・急激な温度変化等があるそうです。
私は全ての役を揃えていたかもしれません。
喉元過ぎれば熱さ忘れるといいます。
今回治ったとしても扁桃腺手術をしない限り、また同じ目に遭う可能性が高そうです。
11年前にも同じような事を考えた気がします。
手術には約7日間のまとまった入院期間の確保と、入院費用約8万円が必要になるようです。
当時は入社したてで無理でしたし、今はもっと無理な気がします。
そして喉元過ぎれば熱さを忘れ、忘れた頃に熱が出るのでしょう。
次に火山が噴火するまで、如何に多くの美味しいものを食べておけるかが大事なのかもしれません。
早く美味しいビールが飲みたい ~明日もボンボヤージュ~
自然
2021.02.14(20:39)
昨晩の大きな地震、皆さんはご無事だったでしょうか?私は、
「さぁーて寝るかー。。。」
ってタイミングで携帯電話の緊急地震速報が鳴り響きました。
揺れが収まり、直ぐに本圃ハウスを巡回。

すると、
ハウス内の温度等を均一にする為の循環扇がズレていたり、いちごの根を温める地下暖房機がエラーになっていたくらいで済みました。
今回の地震は、眠気が飛ぶレベルでビックリしました。
心臓に悪いのであまり起こらないで欲しいものですね。
さて、貴重な晴れの日が4日間続いてくれたお陰で、いちごの実は絶好調です。

これから1週間は、いちごの実が少ない悩みを抱えなくて良さそうですが、
週間予報では、毎日雪マークが続いているので、
春はもう少し先になる模様です。
今シーズンデビューの桃薫も、数日で完熟し、出張産直所にちょくちょく出させていただきますのでよろしくお願いいたします。

天候が良い素晴らしさと、地震の怖さには、自然と共に生きているという実感が改めて得られた気がしています。
何も起こらない日常には面白味が無いもの ~明日もボンボヤージュ~
出張産直所のお客様の声
2021.02.13(20:59)
出張産直所のお客様の声のコーナーです。
久々のご紹介になりましたが、今回は感謝の声をたくさんいただいております。
大変励みになっております、ありがとうございます(´ω`)
これまで、出張産直所で販売させていただいている品種は3品種でしたが、2月12日より新たにもう1品種加わり、全て栽培品種を販売させていただく準備が整ってきました。
当園の品種紹介
当園での栽培面積が最も多い"べにほっぺ"の販売が主流なのですが、
他の品種のいちごも、旬な時期には販売させていただく存じます。
個人的には、
"販売品種予定カレンダー"
のような予告があれば、ご希望のいちごの品種をお買い求めいただけるお客様にとって利便性が向上するのではないかと考えております。(今のところ品種はランダムですので)
今週の火、木曜日はおいCベリー。水、金曜日は恋みのり。週末は桃薫。
来週の月、水曜日はおいCベリー、火、木曜日は桃薫。週末は恋みのり。
といったイメージでございます。
今後、収穫量も増加いたしますので、計画的な販売が可能な際には告知も考えております。
たくさんのカキコミ有難うございます ~明日もボンボヤージュ~
2番果
2021.02.12(21:51)
2番果の頂果(ちょうか)が実ってきた。昨年12月24日に開花した花が、今こうして実になっている。日数にしておよそ48日だ。

例年通り、日当たりが最も良い真南の株が先行している。
ちなみに頂果(ちょうか)とは、いちごが開花する際に最も初めに咲く大きな花の事で、実も大きくなる。
「頂果はデカい」
これだけは覚えておいていただきたい。
いちご農家や、いちご農家の多い産地には広く知られているとは思うが、1番果の頂果と2番果の頂果は人気が高い。
冬の時期に低温下で肥大する為、酸味が弱く糖度は高い為に人気が高いのだ。
単純に希少性が高い実なので、見つけた時はラッキーかも!
デカいんです、はい ~明日もボンボヤージュ~
桃薫の様子
2021.02.09(20:41)


桃薫の果実が完熟を迎えた。
まだピークはもう少し先になるが、明日明日収穫しようと考えている。
2度目となる味見をしたが、十分に糖度が乗ってきたように感じた。
今後上手く作ることができたら、どの品種よりもウマいかもしれない。
桃薫の販売はまもなくです ~明日もボンボヤージュ~
7日間のbc
2021.02.08(20:44)
先月1月から1ヶ月間の天候を記録している。結果、マトモに晴れた日は7日間。
1ヶ月間で1/4しか晴れていないという事実が判明した。
昨年12月よりは2割程マシだったが、
依然としていちごの実の登熟スピードは遅い。
おまけに例年よりも寒い。
いちご作りの経験はまだ5年と浅いのだが、経験則として1月下旬になれば、冬至から約1ヶ月が経過する為、日射も強くなる傾向にある。
しかし、肝心の太陽光が雲に遮られてしまうと元も子もない。

断腸の思いだが、いちご狩りは天候の回復が見込める今週末まではお休みさせていただく。
2月11日は祝日なので、開園を望む多くの声をいただいていたが、天候の問題に関しては致し方がない。
週間予報では11日以降、晴れる日が見込めるので週末の開園をお楽しみにお待ちいただきたい。
今シーズンから出張産直所では、毎日休まずに朝採りいちごをご用意させていただいているので、いつでもお求めいただけます。
ちなみに、タイトルの「bc」は、航海日誌の天候欄に記載する時の記号です。
雲の量が25%~75%以内の時に使われるそうです。(さっき調べました)
心から天候が晴れる事を願う今宵 ~明日もボンボヤージュ~
桃薫の販売形態について
2021.02.06(22:51)
初めて栽培をしている桃薫。販売は今月中旬から予定しておりますが、私の力量不足により、シーズン前半は上手く作る事ができていません。
桃薫の栽培に詳しい、種苗会社の担当の方にご相談し、今後上手く作る為の手段を模索しているところです。
少し味見をしてみました。
甘みは少ないが、香りは桃やココナッツに近く、"いちごらしくないいちご"といった感じでした。
そして形が悪く、本来の桃薫とは言えない出来。。。
いわゆる"B品"という等級の形。
販売は通常のパックではなく、内容量が多めのバラ詰めのパックにて販売させていただきます。
実の数量が揃うまでは、べにほっぺと共にバラ詰めで販売させていただきますのでよろしくお願いいたします。
ご期待に応えられるような桃薫が作れるように頑張ります ~明日もボンボヤージュ~
大雪で育苗ハウスが潰れそうです
2021.02.05(22:50)
先日から降り続いた雪。「もう、これで最後にして欲しい」
東北各地の皆様の声(悲鳴?)が聞こえてきそうな程の大雪だった。
昨年の降雪が少なかった反動なのだろうか?今季は例年の3倍近くの雪が降った。
どうやら地球温暖化と降雪量には、因果関係は無いらしい。
当園のビニールハウスでは、
側面に雪が溜まり、育苗ハウスがあと一息で潰れそうだ。

除雪機によって空いた穴は何箇所も増えた。
まるで今年の除雪回数に応じた勲章のように。
潰れずに生き残ったハウス程、勲章が光る。
ビニールハウスの除雪のみならず、農園内の除雪を終えるのに大人3人掛かり、除雪機2台で半日を要した。
お客様駐車場は、もはや雪を退かすスペースが少なくなってきている。
暦上は、"立春"を過ぎて春になったようだが、ここ北上市では"雨水"(2/18)までが大雪の辛抱だと言われている。
誰しもがウンザリしているであろう、真っ白なパウダースノーが降るべき所とは、人が居ない場所に限る。
そう思いませんか?
海!山!川! ~明日もボンボヤージュ~
出張産直所の販売について
2021.02.04(21:37)
出張産直所について細かくご紹介いたします。出張産直所は、当園のビニールハウス内の直売所と同様に"朝採りの完熟いちご"を当日販売させていただいている販売所です。


朝採れたてのいちごを午前10時から販売させていただいていますが、岩手県内では当園の出張産直所だけかもしれません。
いちごのシーズンですが、6月末まで続きます。
気温が高くなる3月~4月以降、春の時期にも朝採りの鮮度を保つ為にいちごのパックを冷蔵ショーケースにて販売しています。(今は凍らない様にする目的)
ですので、スーパーマーケット等で販売されているいちごの様に、温かくなる春の時期になると完熟の状態では出回らなくなりますが、当園ではシーズンを通して安定的に完熟いちごをご提供いたします。

そしてコロナ禍でも、安全に朝採りいちごをお買い求めいただけるように、人と接しない形でお買い求めいただける仕組みにいたしました。
大変恐縮ですが、お釣りはご用意しておりませんので、予めご準備いただけるようにお願いいたします。

レジ袋の設置は、スーパーやコンビニでも無料配布を控えておりますので設置しておりませんが、紙製の箱をご用意しております。
マイバッグをお持ちでは無い場合や、手土産等に是非ご利用下さい。

人と接せずに安全に朝採りのいちごをご提供させていただく方法として、出張産直所での販売を始めさせていただきましたが、
レジが無い分、お客様にご不便をおかけする事が多少なりともあるかもしれません。
本来であれば、お客様の声を直接お聴きさせていただいておりますが、今は少々厳しい部分があります。
ですが、出張産直所内にホワイトボードの設置をしておりますので、是非ともご意見やご感想をお寄せ下さい。
当園ホームページのお問い合わせからも、ご意見やご感想をお寄せ下さると非常に有り難いです。
ご遠慮なくどうぞ! ~明日もボンボヤージュ~
先輩農家塾
2021.02.03(20:44)
いちごの実が少なく、休園となってしまったので先輩いちご農家さんの圃場を見学させていただいてきました。はるばる南に約1,000km(体感)
毎回、行く度に気候の差を感じていたので今回は皆さんに伝わるように写真を多めに撮影してきました。
では参ります。
まず出発直後。いつものように雪が降っていました。

目的地に近づくにつれ、雪は少なくなっていきました。

当然ですが、南に行けば行くほど雪が見られなくなり、雲も晴れてくるんですよね。不思議です。

目的地に着く手前になると一気に南国になるんですよ。
寒い地域に住んでいる人が赤道付近への旅行に憧れている気持ちがわかった気がします。

圃場見学の結果、天地程の気候差にいちごの生育にも大きな差がありました。
気候の差を少しでも埋める方法を模索しています。
野球に例えるなら、"ベーブ・ルース"や"王貞治さん"や"大谷さん"よりも自分がどうやって多くのホームランを打てるか? を考えているような気がしました。
もう、ぶっ飛んだ発想するしかないんですね。
ドラ◯もんに"人工太陽"を貸してもらう?
毎日雲に向かって"核爆弾"を爆発させる?
世界中の人々から"てるてる坊主"をもらう?
ビニールハウスを雲の上まで伸ばす?
奥羽山脈を倍の高さにして山に雪を降らす?
温泉を1万箇所掘って雲を退かす?
良い案、募集します。
採用された方にはもれなくいちご狩り永久無料チケット差し上げます。
さて、行きはよいよい帰りが怖い帰り道です。
スタートはもちろん晴れていました。

岩手県に近づくにつれ、雲が見えてくるんですよね。
思わず私は、
「竜の巣ダァ!!!」
と言ってしまいました。
助手席の弟は失笑していました。
この辺から凍った車とすれ違い始め、思わず身震いしました。

岩手県一ノ関付近。
雲が多くなり、道路側に雪が見えるようになってきました。
県南なので、例年はあまり雪が降らない地域なんですが今年は多いそうです。

奥州市付近。
この辺から"塩化カルシウム"って感じでした。

そして北上市付近。
この辺に来ると"雪の結界"が張ってあるので、降雪が始まります。速度も制限されます。

ふと、
「北上市に住んでいる方は、雪に大変悩まされているんだろうな~」
と思いました。
あ、ここに自分の農園が在るんだった!
と我にかえった時はヒートショックで倒れかけました。
そして、農園に到着。
届いていた油屋さんの請求書を読んで再度ショックを受けました。
今夜も札束に羽根が生えて飛んで行く夢を見れそうです。
皆さんには、当園のいちごを食べて楽しい気分になる夢を見ていただけることを心から願っています。
~寒~ ~明日もボンボヤージュ~